今年、数え切れないくらい大谷翔平選手(エンゼルス)のニュースが流れた。シーズン途中、肘の故障から打者に専念したことで「二刀流」は見られなくなったが、それでも打者・大谷はこれ以上ないインパクトを残した。
打率.285、326打数93安打22本塁打。打線の中軸を任され、終盤では4番DHで起用されることも多かったが、MLB公式サイトもその活躍に舌を巻いている。そう、大谷選手の放ったホームラン22連発集が作られてしまったのである!
・凄みが増していく大谷選手
MLBのYouTubeチャンネルにアップされた動画「See all 22 of Shohei Ohtani’s homers from 2018」には、2018年シーズンに大谷選手が放った全ホームランが収録されている。記念すべき初ホームランは4月4日。この時、打順は8番だった。
そして初ホームランといえば、ルーキーがチームメート全員から無視される洗礼の儀式「サイレントトリートメント」も懐かしい。ベンチに戻って寂しい大谷選手が、ピョンピョン跳ねてチームメートにくっつく姿に日米が萌えたものだ。
それからサイ・ヤング賞投手からホームランを放ったかと思えば、3試合連続ホームランといったように大谷選手は真価を発揮していく。ちなみに、英語実況が「ビッグフライ! オオタニサーン!!」と叫ぶのは1発目からだった。
・来季が待ちきれない
その後の活躍は周知の通り。大きなスランプもなく、初顔合わせや左腕投手も攻略していく「SHOW TIME」は改めて見てもスゴい。また、大谷選手は日本人選手のメジャー1年目ホームラン最多記録を塗り替え、歴史に新たな1ページも刻んだのも記憶に新しい。
シーズン終了後、すぐに行ったトミー・ジョン手術は無事に成功。打者に専念する来年の大谷選手はどんな結果を残すのだろうか。決して無理はして欲しくないが、今からその姿が待ちきれない。
▼ビッグフライ! オオタニサーン!!