大阪府警富田林署から脱走し、先日ようやく逮捕された樋田淳也(ひだ じゅんや)容疑者。2カ月弱に及ぶ逃走劇は、大阪から遠く離れた山口県で終結したが、樋田容疑者の逮捕のきっかけとなったのは山口県にある「道の駅」からの通報であった。

当時は「自転車で日本一周中」と偽っていたことなどでも話題の事件だが、果たして大阪府警が掛けていた懸賞金200万円の行方はどうなるのだろう? 実は「大阪府警の対応がセコすぎる」として炎上待ったなしの様相を呈しているのだ。

・200万円の懸賞金

警察組織として絶対にあってはならない “脱走” を許してしまった大阪府警。組織の性質上、プライドをズタズタにされた大阪府警は、事件解決に結びつく有力な情報提供者に200万円(上限)を支払うとしていた。

そして先述の通り、道の駅からの通報で樋田容疑者は逮捕されたわけだが、テレ朝newsによると懸賞金が支払われない可能性もあるという。というのも、大阪府警の幹部は以下のように発言しているらしいのだ。


「道の駅での110番は “万引き犯” の通報なので、厳密に言うと逮捕につながる有力な情報提供という懸賞金の規約には合致しない」


つまり「樋田容疑者がいましたよ」と通報しない限り規約には合致しないようで、今回は “棚ぼた式逮捕” だったということだろうか? この発言はTwitterを中心に拡散しており、まさに炎上2秒前といった状況だ。

・ネットの声

「大阪府警、セコすぎるやろ」
「わざわざ自分たちの信用を落とすなよ」
「みんなますます通報しなくなるな」
「元々払う気ないんだろ」
「逃げられて、懸賞金かけて、払わないって……恥の上塗りすぎる」
「大阪の恥。府民として恥ずかしい」
「警察がウソつくとか何なの?」
「だったらてめえらだけで捕まえろよ」

ちなみに、今回の懸賞金200万円は警察官OBによる私的な懸賞金のため「柔軟に対応できるか検討中」とのことである。ネットの声にあるように、恥の上塗りにならないためにも、気持ちよく支払った方がイイ気もするが……。

参照元:テレ朝news
執筆:P.K.サンジュン