突然だが、Amazon Prime Videoで配信中の『今田×東野のカリギュラ』というバラエティ番組をご存知だろうか? 「カリギュラ」とは、禁止されるほど試したくなる心理現象を指す言葉であり、地上波放送で禁止された企画の数々を蘇らせたのが同番組である。
番組の注意書きを見ると「※当番組は、番組の性質上、ご覧になられる方によっては一部不適切と感じられる場合がございます。予めご了承の上、お楽しみ下さい」とのこと。オイオイ、マジかよ……ていうか、いったいどんな番組なんだ!?
・ブッとんだエピソードが目白押し
2017年6月にシーズン1の配信が始まった『今田×東野のカリギュラ』。前述の通り、マニアックすぎて視聴率が見込めない、コンプライアンス的にNG、くだらな過ぎるなど、地上波放送で禁止された企画の数々を蘇らせた番組だ。
例えば、シーズン1の「東野、鹿を狩る」では、かねてから “狩猟をしてみたい” という願望を持っていた東野幸治が、実際に仕留めた鹿を解体してその命をいただく光景が収録されていたり……
「うちの親は大丈夫!母ちゃん、オレオレ詐欺選手権」では、番組が結成した詐欺グループが大地洋輔(ダイノジ)、久保田かずのぶ(とろサーモン)、太田博久(ジャングルポケット)といった芸人の母親に本気でオレオレ詐欺を仕掛けたりもする。
また「訳あって地上波ではなかなか会えない、あの人は今!?」では、まさかの人物が登場。アイドルとしての絶頂期に数々の問題行動を起こして芸能界を引退し、銅線窃盗の容疑で逮捕された元EE JUNPの後藤祐樹が全てを語ったりと大胆なエピソードが目白押しである。
・“人間のリアル” をとことん追求
地上波では見られない過激で面白いバラエティであることを前提にしつつも、ただ倫理観を無視しているわけでなく “人間のリアル” をとことん追求しているところも同番組の大きなポイントだ。
こういう番組、個人的には嫌いじゃないが、さすがにここまで過激だとシーズン1で終了じゃないか? と思いきや、2018年8月31日からすでにシーズン2のパート1が配信開始されていた。1話完結型の各エピソードをチェックしてみると……
・『今田×東野のカリギュラ』シーズン2(パート1)
第1話:東野、カラスを食う
第2話:人間火の鳥コンテスト
第3話:家庭内下着泥棒グランプリ
第4話:デスペラード ~ならず者よ、正気に戻ったらどうだい?~
第5話:特効野郎 Aチーム
第6話:自自作自演やらせドッキリ ~俳優編~【竹中直人】
第7話:私の父は大丈夫!ドキドキ浮キッス~これでも浮気はダメだと言えますか?~
第8話:再会 ~地上波では会えないあの人に会いたい~
タイトルだけでもやっぱりヤべぇぇぇえええええーーー!
狩りシリーズ第3弾となる「東野、カラスを食う」では、シーズン1で鹿、イノシシを狩ることに成功した東野幸治がカラス狩りに挑戦している。
そして「人間火の鳥コンテスト」では、なんと吉村崇(平成ノブシコブシ)、鈴木拓(ドランクドラゴン)、矢口真里、須藤凜々花、加藤紗里らが火の鳥になって空を舞っているらしい。
その他にも新企画として、シーズン1に出演した後藤祐樹が生半可なタトゥー娘を叱る「デスペラード~ならず者よ、正気に戻ったらどうだい?~」があれば……
芸人の父親にドッキリで美女の誘惑を仕掛け浮気のキス、すなわち “浮キッス” をするかどうかを検証する「私の父は大丈夫!ドキドキ浮キッス」などのエピソードも登場している。
実際に観てみたところ、シーズン1と同じく「これはやりすぎだろ……」ってなくらいにヤバく、閲覧注意レベルの内容がてんこ盛りだった。
・ダウンロードすればオフラインでも視聴可能
ちなみに、同番組を配信しているAmazon Prime Videoは、30日間の無料体験が可能でAmazonプライム会員なら誰でも見放題。番組によってはモバイルアプリからのダウンロードにも対応していて、オフラインでも視聴できるゾ!
最後に『今田×東野のカリギュラ』に興味のある方は、もう一度、次の注意書きをしっかり読んでから番組をご覧いただきたい。※番組の性質上、ご覧になられる方によっては一部不適切と感じられる場合がございます。予めご了承の上、お楽しみ下さい。──さあ、心の準備はできただろうか。
参考リンク:Amazon Prime Video『今田×東野のカリギュラ』シーズン2
執筆:K.ナガハシ