外食の中でもトップクラスの人気を誇る回転寿司。メニューの充実ぶりもさることながら、やはり嬉しいのは豪華なネタがリーズナブルな価格で楽しめる点といえるだろう。
2018年8月24日、スシローが「贅沢あわせずし」の販売をスタート。ホームページの情報によれば、豪華なネタを選びに選んで組み合わせたかつてない絶品であり、スシロー史上最高のごちそうらしい。いったいどんな寿司に仕上がっているのか? 実際に食べてみることにした。
・「贅沢あわせずし」は全7品
スシローの「贅沢あわせずし」は、8月24日から9月9日までの期間限定商品である。ラインナップは全7品。入荷状況や売れ行きによって早期完売となる場合があるほか、東京都内の一部店舗では品目や価格が異なるようだ。なお、全7品の名前は次の通りである。
【贅沢あわせずし 全7品】
・黄金の4種盛り 280円
・禁断の肉白子 280円
・極上海苔のとろ手巻き 280円
・圧巻の中とろねぎまぐろ 180円
・魅惑のうにほたて 180円
・美味なるカニ焼からすみ 100円
・絶品〆鯖いくらのせ 100円
※価格は全て税別
ちなみに『黄金の4種盛り』は、あわび、うに、いくら、数の子をおしげもなく使用。『禁断の肉白子』は上カルビに白子を乗せた一品とのこと。その他『美味なるカニ焼からすみ』には文字通り、高級食材として知られる「からすみ」が入っているらしい。なるほど、バリエーション豊富でこりゃ楽しみだ。
・席を予約してスシローへ
さっそく最寄りの店舗に電話で入荷状況を問い合わせてみたところ、全商品があるとのこと。ヨッシャーッ、これで「贅沢あわせずし」にありつけるぞ! ということでスシローにレッツゴー!!
店先には沢山の「贅沢あわせずし」の “のぼり” が立っていた。自信の表れなのか、告知にもずいぶんと力を入れているようである。それでは味を確かめてみよう。
・「黄金の4種盛り」はボリューム控えめ
まずは『黄金の4種盛り』からだ。これは、海苔の上にシャリとネタが乗って出てくる、スシローでおなじみのスタイルとなっている。確かにネタの組み合わせは豪華だが……パッと見たところ “惜しげもなく” というわりにはボリュームが控えめな気がしないでもない。
食べてみると、海鮮の旨みが凝縮されていてウマかったが、やはり280円という価格のわりにはちょっと物足りない感じがしたのが正直なところだ。
・クリーミーな白子が美味「禁断の肉白子」
続いては『禁断の肉白子』をいただく。こんがり焼き色のついたカルビの上に白子がフワリと佇んで(たたずんで)いるぞ。ほほ〜ぅ、これは珍しい組み合わせだ。ひとくちで豪快にいただけば……
甘辛くジューシーなカルビをクリーミーな白子の味わいが優しく包み込んで、これまた美味である。カルビがちょっと硬めだったが、肉々しさが感じられてこれはこれでありだ。
また、『美味なるカニ焼からすみ』は、カニの身の上に焼きからすみがササッと乗っていて、珍味的な味がシャリと相性バツグンだった。
・トロを使った2品がオススメ
その他、残りの4つの「贅沢あわせずし」も食べてみて、特に筆者がウマいと感じたのは『極上海苔のとろ手巻き(280円)』と『圧巻の中とろねぎまぐろ(180円)』の2品である。スシローといえばやっぱりトロでしょ!
『極上海苔のとろ手巻き』は、トロの安定したウマさに加えて有明産高級海苔の豊かな風味がたまらない一品。ボリュームもあって280円という価格にも納得だ。
そして『圧巻の中とろねぎまぐろ』は、脂がのりまくったぶ厚い中トロの上に、まぐろとネギをトッピングして黄身醤油をかけて仕上げた一品である。
慎重に箸で持ち上げて、頬張ると……
中トロが溶けながらマグロやネギと絡み合い、濃厚な黄身醤油がコクとまろやかさをプラス。高級感のある贅沢な味わいが楽しめた。
普段なかなか見ることのない贅沢な組み合わせの寿司が食べられる「贅沢あわせずし」。前述の通り、期間・数量限定なので、気になる方はぜひ早めにスシローへGOだ!
参考リンク:スシロー「贅沢あわせずし 8/24(金)~9/9(日)」
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
▼「黄金の4種盛り(280円)」
▼「禁断の肉白子(280円)」
▼「極上海苔のとろ手巻き(280円)」
▼「圧巻の中とろねぎまぐろ(180円)」
▼「魅惑のうにほたて(180円)」
▼「美味なるカニ焼からすみ(100円)」
▼「絶品〆鯖いくらのせ(100円)」