ていうか暑すぎるだろ! 夏かよ!! 最近、急に暑くなったような気がするのは私(あひるねこ)だけだろうか。まあ夏になるのはいいんだけど、梅雨はどうなったの? まだ6月だぞ。

そこへ驚きのニュースが飛び込んできた。本日2018年6月29日、なんと関東甲信地方の梅雨明けが発表されたというのだ。マジかよ! まだ6月なのに、もう夏がキタァァァァァアアア!!

・6月なのに梅雨明け?

1年でもっとも雨のイメージが強い月というと、やはり6月だろう。例年6月の序盤から始まり、7月の中旬ごろまで続くうっとおしい梅雨。そのため、本格的な夏が始まるのは7月に入ってから。というのが、一般的な感覚のように思う。

そこへ、まさかの6月中の梅雨明け宣言である。気象庁が発表しているデータによると、昨年の関東甲信の梅雨明けは7月6日。つまり1週間も早いことになる。また、平年の梅雨明けは7月21日とされていることを考えると、今年の梅雨明けがいかに早かったかが分かる。

・初めての事態

それだけではない。データをさかのぼっていった結果、驚きの事実が明らかになったのだ。なんと1951年の統計開始以来、6月中に関東甲信で梅雨明けとなるのは今年が初なのである!

データによると、過去にもっとも早く梅雨が明けたのは2001年の7月1日なので、記録を2日縮めたことになる。ちなみに、もっとも遅い梅雨明けは1982年の8月4日だ。直近だと、2007年の8月1日というのもかなり遅い部類に入る。

・関東では30度越えが続く

梅雨明けにおいて、歴史的な爆速っぷりを見せた2018年。個人的に梅雨は嫌いなので大歓迎だが、それはつまり、これから猛暑が続くことを意味するのだ。各自、熱中症には十分注意して夏に備えよう!

参照元:気象庁
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.