突然だが、毎週水曜といえば何の日だろうか。レディースデー? ノー残業デー? 違います。『ゼロティー』の日です。安室透さんを主役に迎えた公式スピンオフ『ゼロの日常』が、少年サンデーに掲載される日でございます。当然ですね。
というわけでさっそく、水曜恒例『ゼロの日常』をただ読むだけの連載を始めていこうと思うぞ。先週号では子供を一時的に誘拐したり、道路の壁を車で走ったりとやりたい放題だった安室さん。今週号では何をやらかしてくれるのか? 先に言っておくと、今週はおそらく神回である。
・おそらく……
コナンを数年間見ていなかった私だったが、先日ついに執行され、安室さんとの距離もだいぶ近くなったように思っていた。しかし、今週号を読んで、自分はまだまだ何も知らないということを改めて実感した次第だ。「おそらく」神回と書いた理由はそこにある。注目の第7話、張り切っていってみよう。
・第7話を読んでみた
1ページ目、これは予想外であった。あれ!? バーボンさんじゃないですか! 第2話以来ですね、チーッス!! ここのところ安室、降谷、安室……とパターン化されていたため、これは嬉しいサプライズである。しかし、ちょっと気になることも。あの、なんでテニスウェアなんすか?
実は扉絵でテニスに汗を流す様子が描かれており、どうやらこれはその帰りのようだ。なるほどテニスね……え、着替えないんすか!? その恰好で帰るんすか? いやいや、海パンのまま帰るプール後の小学生かよ。意外とワンパクだなあんた。
・歩く〇〇
その後、電話相手の女性の「眠れない」というお悩みに勝手にこたえ出すバーボンさん。ここから怒涛のアドバイスが始まります。入浴後すぐベッドに入るなだの、ブルーライトはよくないだの、その姿はさながら歩く健康キュレーションサイト。酒を飲んだらダメとのことだが、まあ、あなた “バーボン” ですけどね。
・コードネームを変えろ
そして、最終的にオススメするのが梅昆布茶なのはちょっと笑った。リラックス効果があるのは分かるけど、梅昆布茶て! バーボンが梅昆布茶て!! もうコードネーム “バーボン” 改め “梅昆布茶” でいいだろ。「気が向いたら試してみるわ……」ってお姉さん言ってるけど、たぶんこの人絶対やらないぞ。
・ハードすぎる
時刻はすでに午前3時を回った。「明日は本庁……の前にポアロか……」と呟く安室さん。90分は横になれそうとか、めっちゃハードですやん。シフトを入れたのを後悔してそうなので、「(あ~ポアロだり~、バックれて~)」という心の声の吹き出しを勝手に付けようとしていると、そこから様子が少々変わってくる。
・おそらく……
PC のフォルダーをクリックし、4人の男性が映った写真を見て切なげな表情を浮かべる安室さん。安室さんのことを「零(ゼロ)」と呼ぶ彼らは、昔の仲間なんだろうか? そして、今はもういないんだろうか? 今の私にはこのシーンの意味が分からないが、安室さん、いや降谷零が孤独を感じていることだけは伝わってきた。
「眠りが浅くなった……人に助言しておいて……自業自得だ……」
見開き気味で描かれるこのページ。おそらく神回である。話はよく分からないが、神回らしきオーラを感じる。果たして私のこの認識は正しいのだろうか? なんにせよ、まだまだ知らないことだらけである……。ちなみにどうやら安室さん、寝る時は全裸派です。念のため報告しておきます。
・神回だった
翌日、バックれずにちゃんと出勤した安室さんを見て思った。おや? そういえば今週号はバーボン、降谷零、安室透のトリプルフェイス大集合回じゃないの! これは連載スタート以来、初めての事である。「おそらく」と書いたが、そういう意味でも、今週はやはり神回だったと言えるのではないだろうか。
と、安室の女たちの反応が気になりつつ、今日はここまで。また来週お会いしましょう。さようなら。