最近はメールで文章を打つことが多くなったからか、いざ実際に文字を書こうとしたら漢字を思い出せなかったりすることがないだろうか。
それは英語の場合でも同じようで、Googleが「米各州ごとの最も検索された英単語のスペル(綴り)」を発表! 意外にも、「Beautiful:美しい」という頻繁に使いそうな単語がナンバーワンに輝く結果となっている。
・各州の「最も検索された英単語のスペル」は!?
米国では、毎年キッズ達が競う「スペリング・ビー」と呼ばれる英単語のスペル記憶大会が開催され、かなりの盛り上がりを見せている。
同大会が最近開催されたことを受け、Googleが各州ごとの「最も検索された英単語のスペル」をインフォグラフィックにしてツイートし、その結果がナカナカ興味深いのである。
・一番多かったのは「Beautiful」!
Googleは辞書代わりに使われることも多く、アメリカでは英単語のスペルを調べるために検索機能を利用するユーザーが少なくないようだ。
Googleの調べによると、意外にも「Beautiful:美しい」という頻繁に使う単語のスペルを検索している州が、11州にもなり最も多いことが判明。日本では中学校の英語の教科書に登場する単語だし、それほどスペルが難しい単語ではないように思うのだが……。
筆者は、おそらく異性に送るメールに書く誉め言葉などで、「肝心の単語を間違えてはマズい」とGoogleで念のために検索しているのではないか……と勝手に推測したのだが、大きく外れてはいないような気がする。
・スペリング・ビー大会用に検索した単語もランクイン!?
そして2番目に多かったのが、「Supercalifragilisticexpialidocious:スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」という単語で6州に。これは映画『メリー・ポピンズ』の劇中で歌われる曲名なのだが、もしかしたらスペリング・ビー大会のために検索した人が多かったのかもしれない。
その他には、「Resume:レジュメ」や「Tomorrow:明日」、「Businesses:ビジネスの複数形」に「Schedule:スケジュール」といった単語が続いた。個人的にも「Tomorrow」や「Business」などは、「どのアルファベットが2つ続くんだったっけ!?」とスペルを確認したくなる時があるので思わず納得なのであった。
特に、最近は予測変換機能で単語や漢字が打ててしまうため、筆者も含めて「読めるけど書けない」という人が増えてきているのではないだろうか。
参照元:Twitter @GoogleTrends
執筆:Nekolas
▼各州ごとの「最も綴りを間違いやすい英単語」は!?
Are these America's most misspelled words? Check out the top 'how to spell' searches by state, just in time for the #spellingbee 2018 finals.#dataviz #maps pic.twitter.com/uTb7ynYcv5
— GoogleTrends (@GoogleTrends) May 29, 2018