スーパーカーといえば、イタリアの「フェラーリ」や「ランボルギーニ」、他にはフランスの「ブガッティ」なども挙げられる。どれも一度でいいから乗ってみたいほどカッコイイが、超個性的なスーパーカーがメキシコに存在した。みなさんは「VUHL(ブール)」というメーカーをご存知だろうか?
「VUHL」のマシンは、超カッコイイのに加えて、ハンドルを自分でセットしたりするなど、日本の車では考えられない仕様だ。車ファンならずともワクワクするスーパーカーに仕上がっているのでご紹介しよう。
・メキシコ出身のエチェヴェリア兄弟が設立した「VUHL」
まず「VUHL」について簡単に説明すると、同社はメキシコにオフィスを構える自動車のデザイン会社。「VUHL」の公式サイトによれば、社名は「超軽量で高性能の車両」を意味しているらしい。
そんな「VUHL」が開発したマシンが「VUHL 05」と「VUHL 05 RR」だ。公式のInstagramアカウントで全貌を確認すると……ウヒョー! カッコいいーーー!!
ワイルドでキレのある印象のフェイスと、深く切れ込んだボディサイドも激ヤバ。さらに屋根(ルーフ)が完全にないところも、軽量化へのこだわりが感じられてイイ感じだ。知れば知るほど楽しいので、車の仕様を紹介する動画も見てみたら……なんとビックリ!
後部トランクにハンドルが入っていて、乗るときに自分でセット。しかも、ドアが開かないので、またいで運転席に乗り込んだりもする。他にも、マスターキーが外にむきだしになっていたりと、とにかく個性的だ。
・メチャ軽いスーパーカー
ちなみに「VUHL 05」のスペックは、2リッターの直列4気筒ターボエンジンを搭載。パワーが285馬力、最高速は時速245kmとなっている。中でも特筆すべきは重量695kg! これは日本の軽自動車くらいの重さなので、相当な軽さで夢の走りを実現していることになる。
気になるお値段は、約890万円(5万9995ポンド)とフェラーリやランボルギーニに比べると、かなり低い価格設定なのもポイントだゾ。こだわりの詰まった新型スポーツカーは、見ているだけで楽しいものである。
なお、先日YouTubeに投稿された動画「The Supercar of Mexico – VUHL」も注目を浴びているので要チェックだ。メキシコの「VUHL」はこれから人気が高まる可能性大……そんな予感がする。
参照元:Instagram @vuhlautomotive、VUHL(英語)、YouTube
執筆:K.ナガハシ