米ロックバンド「フー・ファイターズ」は日本でも高い人気を誇る。昨年は夏のロックフェスティバル “サマーソニック” にヘッドライナーとして出演し、日本中を熱くロックしてくれた。
そんな彼らがファンをステージに上げてギターを弾かせたら、信じられない展開になっていた。なんとファンが超絶テクを披露し、それにビックリしたボーカルが歌詞を忘れる事態にまでなってしまったのである!
・フー・ファイターズのファンがステージへ!
動画「Kiss Guy (YAYO Sanchez) plays Monkeywrench w/ Foo Fighters」が撮影されたのは、米テキサス州オースティンで開催されたフー・ファイターズのコンサートだ。その最中、ボーカルのデイヴ・グロールはロックバンド「キッス」のメイクを施した青年をステージに上げた。
彼が名前を名乗らなかったので、デイヴは彼のことを「キッス・ガイ」と呼ぶことに。いきなりステージに上げられたキッス・ガイは少し緊張しているようだが、デイヴは「弾いてみろ」といわんばかりにギターを手渡す。
・ギターが超バカウマだった!
普通であれば、突然ステージ上でギターを渡されても上手く弾くことはできない。最悪、ブンブン腕を振り回してエアギターでごまかすしかないところだ。ファンはヤンヤの喝采となっていたが、きっと大多数が「大丈夫かよ!?」と思っていたに違いない。
ところが、キッス・ガイはおもむろにズボンのポケットからギターのピックを取り出したことで状況は一変。デイヴも「自分のピックを持ってるぞ!」と観客に伝えて少し意外そうである。「ということは、彼はギターを弾けるのか!?」と固唾(かたず)を飲んで見守っていると……
なんとキッス・ガイはヘドバンで演奏開始! ドラムの音で勢い良く始まった曲『モンキー・レンチ』に合わせて、超バカウマなギターの腕前を披露したのだ。彼の超絶テクにはデイヴもビックリで、途中で歌詞を忘れてしまうほど衝撃を受けていた。
・床にひれ伏してしまったデイヴ
キッス・ガイは、トンでもなくスゴいギターソロも立て続けに披露する。結果、超ロックなステージングでキメたキッス・ガイをデイヴも大絶賛。最後は「参りました~!」と床にひれ伏し、最高の盛り上がりで曲が締めくくられたのであった。
ちなみに、ライブ後にキッス・ガイはヨヨ・サンチェスさんだと判明。彼のSNSを見ると、ミュージシャンとして本格的に活動を行っている模様で、どうやらデイヴはステージに上げるべき人物をちゃんと見分けていたようだ。
参照元:Instagram @yayosanchez333、YouTube
執筆:Nekolas