沖縄県宜野湾市といえば、「米軍普天間飛行場」があるため “基地の街” というイメージが強いかもしれない……が、実は “おもしろ看板の街” という一面もあるらしい。街のいたるところにクセが強い「立て看板」が並び、道行く人たちに衝撃を与えているそうだ。おいおいマジかよ。

もしかしたら沖縄の新・観光名所になるかもしれないということで、実際に現地へ行ってみたら想像以上にヤバかった。街の一角がまるでテーマパークみたいになっていたので、詳しく紹介したい。

・真栄原

看板が並んでいるのは、宜野湾市の真栄原(まえはら)地区。ナビに「真栄原公民館」をセットして行くとスムーズである。国道58号線「大謝名」交差点から県道34号線に入り、公民館方面へゆっくり進んで行くと……さっそく1発目の看板を発見。

「真栄原 通れば ポイント5倍」

ポイントとは……? 意味の分からないメッセージで「おもしろ看板ワールド」に迎え入れられたが、リアクションをする間はなくベニヤ板に手書きスタイルの看板が次から次に登場する。一体なんなんだこの街は。おっ、ピカチュウを発見ッ

「ピカチュウもいいけど このまちは美化中です」

ゆるい。とてもゆるい……が、それがイイ。同じく環境美化を訴える「私は大きなウンをつかみました」という看板は、よく見ると「ウン」の下に小さく「コ」と書いてある。小学生かよ。運転中に発見したら、急ハンドルを切って看板に突っ込んでしまうかもしれないので要注意だ。


つづいて「待機児童なくそう 大器児童増やそう」や「お年寄りはいたわろう 空手は板割ろう」という看板を見つけた。ダジャレの中に、子供から高齢者まで、住民同士がゆるやかにつながりを深めて支え合っていることがわかる。寒いダジャレもあるが、間違いなく地域は温かい

・ラインアップは更新される

さて、真栄原公民館に話を聞いてみたところ、おもしろ看板の発案者は現宜野湾市議会議員の知名康司(ちな やすじ)さんだという。看板のラインアップはちょこちょこ更新され、新作の登場を楽しみにしている地元民も少なくないそうだ。住民からのネタ提供もあるらしい。

スタンプラリー感覚で街を散策して、見つけた看板の枚数は約20枚。沖縄らしいゆる~いメッセージの連続にすっかり癒されてきたぞ。看板の新作が気になるという方は、沖縄を訪れた際ぜひ現地に足を運んでみてくれ!

Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
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▼それでは、真栄原で発見した「おもしろ看板」を一気にどうぞ!






▼これの意味が全く分からなかった


▼「チューコーネーン」は「強くない」らしい








▼これは何だったのか気になる


▼お店の売り文句も気になった

▼隣の地区にあった「普通の看板」

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