冬が終わって春になる。本当なら嬉しいはずなのに、なぜか憂鬱になってしまうのはアイツのせいに他ならない。そう、花粉である。もはや国民病と言ってもいい花粉症によって、私たちは毎日のように苦しまされているのだ。誰かどうにかしてくれないものだろうか。

それにしても今年の花粉はキツイよな~。と思っていたら、花粉に関する衝撃的なニュースな飛び込んできたぞ。なんと、3月に東京都心に飛散したヒノキ花粉が、昨年の43倍だったというのだ! よよよ、43倍!? しかも今後も増えるらしい。嘘やろ……。

・今年の花粉キツすぎ

花粉症に苦しむ者が続出した当編集部だが、たしかに「今年の花粉はヤバイ」と皆口々に言っていた。というか、まだまだ現在進行形で辛いのである。私の場合は鼻水はもちろん、喉の上の方というか、上あごの奥の方が超かゆくなってしまう。分かる人に分かるはずだが、これが一番キツイのだ。

・ヒノキ花粉がエグイ

産経ニュースによると、花粉の飛散量を測定している日本気象協会は本日2018年4月6日、東京都心で3月中に計測されたヒノキ花粉の量が、昨シーズンの同月と比べ43.6倍に上ったことを明らかにしたという。繰り返すが、43.6倍だ。どうりで辛かったわけである。

一般的にはスギ花粉のピークの後に、ヒノキ花粉のピークがやってくると言われている。ウェザーニュースによると、関東、東海、近畿、中国エリアではスギ花粉のピークは過ぎているようだが、雨上がりの晴天となる日は、ヒノキ花粉が大量に飛散する恐れがあるとのこと。まだまだ油断はできない。

・飛びすぎだろ!

ちなみに43.6倍というのはヒノキ花粉の話で、スギ花粉と合わせると、昨シーズンの総飛散量の2.2倍に上るそうだ。なんだ大したことないじゃん……と思うかもしれないが、ちょっと待て。すでに去年の総量の倍になっているってこと? おかしいだろそれ!

・まだ増える

産経ニュースによると、日本気象協会は「(花粉は)まだ数は増えていく」としているらしい。この記事を書いている今現在も目がかゆくて仕方がないが、この地獄の苦しみはもう少しのあいだ続くようだ。少しでも早く終わってくれることを心から願っている。頼むぜ。

参照元:産経ニュースウェザーニュース
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.