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【保存版】ルチャ・リブレの聖地「アレナ・メヒコ」で注意したい5つのこと / メキシコのプロレスはこう楽しもう!

2018年4月2日

みなさんは「アレナ・メヒコ」をご存じだろうか? おそらく多くの人は「なんじゃそりゃ?」とお思いになるに違いないが、ごく一部の人に「アレナ・メヒコに行ってきたんだよ」と話すと「すげぇぇえええ!」「羨ましィィイイイ!!」……と、最高なリアクションをしてくれる。

アレナ・メヒコとはメキシコシティにある屋内競技場のことで、メキシコのプロレス “ルチャ・リブレ” のメッカとして知られる「プロレスファンならば1度は訪れたい聖地」のことだ。今回はつい先日、初めてアレナ・メヒコを訪れた記者が感じた『アレナ・メヒコで気を付けたい5つのこと』をお届けしたい。

・毎週火曜日と金曜日に開催

以前の記事でもお伝えした通り、メキシコはスペイン語圏なので英語がほぼ通じない。それでもアレナ・メヒコでのルチャ・リブレ観戦にツアーは必要ないし、自力で行って帰って来られるだけの比較的安心な観光スポットである。

メキシコシティは観光都市としてがっちり開発されていない中、ルチャ・リブレは数少ない観光客も楽しめるエンターテインメントであり、毎週火曜日と金曜日に開催される興行には多くの外国人たちが押し寄せていた。それでは以下で『アレナ・メヒコで気を付けたい5つのこと』をご覧いただきたい。

・その1:「地下鉄が便利」

ガイドブックの中には「メキシコの地下鉄は危ない」なんて書いてあったが、記者が訪れた際は言うほど危険を感じなかった。確かに物売りがいたりする点は日本と違うものの、言葉がいらない分タクシーより確実だし、何より安い(5ペソ・約30円)。クワウテモック(Cuauhtémoc)駅から徒歩5分もしないから、アクセスは地下鉄がオススメだ。

・その2:「ダフ屋からはチケットを買うな」

アレナ・メヒコ周辺に到着すると大勢のダフ屋がスペイン語で話しかけてくる。だが相当なビッグマッチでない限りチケットは普通に販売しているので、チケットは窓口で購入した方が無難だろう。

また、窓口はどこでもいいから並べばいい……というものではない。実は窓口ごとに販売するチケットの種類が決まっているため、張り紙を見て希望の窓口に並ぼう。ちなみに記者は200ペソ(約1200円)だったが、1階の観戦しやすい席であった。

・その3:「案内人にチップを渡せ」

メキシコはチップの文化がかなりしっかりしている。アレナ・メヒコに入場する案内人が席まで連れて行ってくれるのだが、この案内人にも1人10ペソ(約60円)ほど渡そう。ちなみに入場の際はかばんの中身を調べられるが、カメラは一時預かり、スマホは持ち込みOKだ。

・その4:「Tシャツはここで買え」

アレナ・メヒコの周辺にはルチャ・リブレグッズを扱う屋台が軒を連ねている。特にカッコいいのがTシャツで、価格的にも種類的にもルチャTシャツはアレナ・メヒコ周辺の屋台で購入することを強くオススメする。

実は「観光地だしお高いんじゃないの?」と思っていたのだが、翌日向かった市場の方がTシャツは高かった。またどの屋台も一律120ペソ(約720円)が基本で、ボッタくられる可能性はかなり低い。もう1度言おう、ルチャTシャツは全てここで買ってしまえ。

・その5:「マスクもここで買え」

Tシャツと同じく、マスクもここで買うのがオススメだ。マスクにはざっと3種類があり、1つはプロ仕様で250ペソ(約1500円)、もう1つがノーマル仕様で150ペソ(900円)、そしてもう1つがキッズタイプで100ペソ(約600円)である。

プロ仕様とノーマル仕様の大きな違いは、プロ仕様がラメ加工されていることで、一際ゴージャスな仕上がりだ。また、会場周辺で子供たちがマスクを被っている姿は死ぬほど可愛かったので、キッズタイプをお子さんのおみやげにするのもいいだろう。

正直、今回ご紹介した情報の多くはガイドブックに載っている。……んが「Tシャツとマスクはアレナ・メヒコで買え!」とはどの雑誌にもサイトにも書いていなかった。本当の本当に大事なことだからもう1回だけ言わせてくれ、Tシャツもマスクもアレナ・メヒコ周辺で買うように!

アレナ・メヒコで目の当たりにした光景は、おそらく生涯忘れることはないだろう。そこはまさしく “聖地” であった。ただし、プロレスに興味が無い人でも普通に楽しめるから、メキシコシティにお立ち寄りの際はぜひアレナ・メヒコに足を運んでいただきたい。本当に楽しいから!

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼もちろん試合も最高に楽しかった。

▼入場のときに踊るお姉さんたちに釘付け。

▼ルチャ系のおみやげは超喜ばれる。

▼姪っ子にもマスクをプレゼント。

▼このラメ加工がプロ仕様だ。アレナ・メヒコ……最高だったぜ。

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