「あ~らよっ出前一丁~♪」でおなじみの日清のインスタント麺『出前一丁』。発売50周年を迎える出前一丁は、日本ではレトロな雰囲気さえするラーメンだが、アジアでは第一線のオシャレ麺! なかでも香港での展開が凄まじいことは以前の記事でもお伝えした通りだ。なんでも20種類近くあるのだとか。
そんな「出前一丁天国」とも言える香港から、人気のフレーバーが日本にやってきたぞーッ!! それは『辛辣XO醤海鮮味』。カップ麺マニアが1番ウマイと太鼓判を押したあの味なのだ。
・『出前一丁 桶麺 辛辣XO醤海鮮味』
2018年1月29日に発売となった『出前一丁 桶麺 辛辣XO醤海鮮味(税別205円)』。読み方は「おけめん かららーえっくすおーじゃんかいせんあじ」である。
辛辣を「かららー」だなんて可愛い♪ XO醤とは 干し貝柱、干しエビなど高級食材で作った香港生まれのソースのこと。辛辣XO醤海鮮味とは「スパイシーシーフード(深いウマミとコクあり)」と言ったところだろう。
過去に香港で購入したものと比べると、文字のフォントも同じっぽい! さらに商品名に中国語で「大きめサイズのカップ麺」を意味する「桶麺」とつけちゃうなんて、胸アツ! 香港の出前一丁文化へのリスペクトを感じるぞ!!
・中華カップ麺マニアが食べてみた!
現地でも人気だという辛辣XO醤海鮮味。実は以前の記事で行った「中華カップ麺マニアによる「香港出前一丁食べ比べ」でも1位に輝いた味なのだ! ということで、今回もK博士(工学)が登場。博士は「紅焼牛肉麺は “統一”より “康師傅” 」、「 “今麦郎” は許せない」らしい。……同意。さて今回のカップ麺についてコメントを求めたところ……
「中華カップ麺にありがちな具材感たっぷりの出しにくい調味ダレが、現地でのぼっち飯を思い出させる。非常に良い。
XO醬風味は、香港のものと比べると大分薄い感じを受けた。日本風にアレンジされているのだろう。
とはいえ、しっかりとXO醬の風味を楽しめる完成度になっている。そこにはしっかりと大陸アジアの風が吹いている。
しかしながら「辛辣(からら〜)を感じさせる “辛” も “辣” もあまり感じられなかったのは残念なポイント」
……とのことだった。まぁあちらの「辛い」は尋常じゃないものだしなぁ。少し物足りなさはあったようだが、基本はしっかりと抑えられているということだろう。
・本場と同じ味なの?
100%同じというわけではないが、それでも香港の出前一丁が日本で食べられるなんて幸せ以外の何でもない。果たして香港版と全く同じものなのだろうか?
日清のお客様相談室で聞いてみたところ、『出前一丁 辛辣XO醤海鮮味』は、香港からの直輸入ではなく日本で製造と教えてもらえたぞ!
日本で香港の味を再現。並べて食べ比べると違いはあるかもしれないとのことだった。なるほど博士の感想に共通している。
とはいえ、何と言ってもウマイかマズイかで言うと「ウマイ」に入るのは明白だ。香港好きの皆さん、中華カップ麺好きの方、そして出前一丁ファンのあなた!! 見つけたら一度試してみられてはどうだろうか?
参考リンク:日清『出前一丁 桶麺 辛辣XO醤海鮮味』
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
▼こちらが日本上陸を果たした『出前一丁 桶麺 辛辣XO醤海鮮味』
▼50周年記念! このフレーバーを選ばれたのは大正解だろう
▼具はカニカマ、卵、ネギ
▼そしてウマミの秘密、XO醤! ちょっと出しづらいところが現地風
▼香港の味がする♪
▼麺の太さもちょうどいい、実にホウセッ(好食:おいしい)だ!