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【検証】ユニクロの防風暖パン『ブロックテックスリムフィットチノ』だけで真冬のバイク通勤に耐えられるのか試してみた結果

2017年12月17日

「風を感じられる」のがバイクの魅力だが、できることなら冬の風は感じたくはない。絶望的に寒いのだ。よって、冬のバイカーたちは各自さまざまな防寒対策をしている。股引(ももひき)をはいたり、中国の「バイク用防寒着」を導入したり……。

そんなある日、なんとなくUNIQLO(ユニクロ)の商品ページを眺めていると、看過できないコメントが2件ほど書かれていた。要約すると、「とても暖かいので、バイク通勤に最適」的なコメントである。複数の証言。なにそれ、気になる……! 買う!!

・寒風を通さずずっと暖かい防寒チノ!

購入したのは『ブロックテックスリムフィットチノ』だ。防風がウリの暖パンらしく、説明欄には「寒風を通さずずっと暖かい防寒チノ!」と書いてある。そのままポチっても良かったが、丈つめしたいので店舗で購入。価格は3990円(税別)だった。

手にとってじっくり観察してみると、ややゴワゴワしているが、逆に「防風」って感じがして頼りがいがある。しかも裏地は、やや起毛のホワホワ系。いやが上にも期待は膨らむ。

いつもだったら「バイクに乗るぞ!」と決めた日には、必ずユニクロのヒートテックタイツ(股引)、もしくは『極暖』のタイツの上にズボンをはいての “二重ばき” で防寒対策をするのだが、今回は検証のため、“ブロックテックだけ” で勝負することにした。

・バイク通勤:往路(昼)

まずは昼間。この日は快晴で、12月の半ばだというのに、気温は6〜7度はあったと思う。テクテクと徒歩で駐輪場に行くまでの間に、「これはイケる」と確信した。

そして……

結論は、余裕である。股引なしのズボン1枚なのに、ブロックテックなら冬でも余裕! もちろん防風とはいえ、思い切り冷たい風を切って走っているので、「あったけ〜!」とはならなかったが、「これなら1枚でもイケるやん」ってくらいの暖かさ。

しかし……


・バイク通勤:復路(真夜中)

真夜中。時間にして0時を過ぎた頃。気温を調べたら1.6度とクッソ寒い。しかし、ブロックテックなら……と期待を込めてエンジン全開、家に帰るまで約20分ほど走って感じたことは……

やっぱ寒い。

……であった(泣) というのも、どうしても風を切って走るバイクでの使用だと、「裾の隙間」から超絶冷たい風が入り込んできて、「さみぃ〜( ;∀;)」となる。

股引なりヒートテックのタイツなりは、“体に密着している” ので暖かいのだが、ふつうのズボン的なスタイルの『ブロックテックスリムフィットチノ』だと、いくらがんばっても「布と肌」の間に隙間ができる。

そこにスースーと冷気が入ってきて……泣けるほどに寒いのだ。

しかしながら、この状態に「股引」もしくは「タイツ」など、密着系の防寒着をあわせたら鬼に金棒かと思われる。なにせ、真冬の昼間に「ズボン1枚」でバイクに乗っても寒さに耐えられるほどのポテンシャルは秘めているのだから。あわせ技でいこう。

参考リンク:ユニクロ『ブロックテックスリムフィットチノ』
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
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