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【イッキ見Netflix】殺人鬼の心理に迫りまくる海外ドラマ『マインドハンター』はどハマり注意 / いつの間にか虜になるオススメ作品

2017年11月4日


好きな時に、好きなだけドラマや映画が楽しめるネット配信サービスは、本当に便利である。そんななかでも、オリジナルコンテンツに力を入れているNetflixは、秀作が盛りだくさん!

そこで、最近筆者がシーズン1をイッキ見して、か~なりハマってしまった新作ドラマ『マインドハンター』を紹介したいと思う。「狂気を知らずに狂人に勝てるか?」というセリフが全てを物語る本作は、FBI捜査官が連続殺人鬼の心理に迫りまくり、いつの間にか虜になっていること間違いナシのシリーズなのだ!

・実在のFBI捜査官がモデルに

1970年代後半を舞台にした、本作の主人公ホールデン・フォードは、実在のFBI捜査官ジョン・ダグラスをモデルにしたキャラクター。ダグラス捜査官は、犯罪者のプロファイリングという概念が存在しなかった時代に、犯罪行動科学に基づき、犯人を割り出していく手法を生み出した草分け的存在である。

現場に残された証拠だけでなく、殺害方法や被害者に共通するパターンを分析して、犯人の人物像をあぶり出していくのだ。「連続殺人」や「無秩序・秩序型殺人」といった、殺人犯をカテゴライズする専門用語を生み出したのも彼である。

・全米を震撼させた連続殺人鬼が続々登場


なんといっても見どころは、ホールデンと相棒ビルが、全米を震撼させた連続殺人鬼にインタビューするシーン。実際に起きた事件について、なぜ彼らが犯行に及んだのか、家族から受けた虐待や家庭環境を分析しながら「連続殺人鬼が出来るまで」に肉迫する展開は、思わず引き込まれずにはいられない。

そして、殺人犯の心理を分析する研究が描かれると当時に、その知識を活かして、コンビが出張先で起きた戦慄の事件を解決していくストーリー構成も秀逸! 見る者のハートをグイグイと引っ張っていってしまうのだ。

・あのデヴィッド・フィンチャー監督が手掛けたシリーズ!

本シリーズでメガホンを取っているのは、映画『セブン』や、『ファイトクラブ』などで知られるデヴィッド・フィンチャー監督。ダークな作品づくりで定評がある監督の作品だけに、『マインドハンター』にも “フィンチャー節” が随所に効きまくっている。

なので、美男美女がワンサカ出て来るトレンディドラマが好きな人には向かないかもしれないが、人間の心理に興味がある人は、一度見だしたら止まらなくなってしまうのではないだろうか。

・シーズン2はまさかの展開に!?


本シリーズは、シーズン1の配信がスタートして瞬く間に話題となり、即シーズン2への更新が決定! ネタばれになるので詳しいことには触れないが、筆者は「ホールデンが連続殺人鬼になるのでは……!?」という思いが拭い切れない。最初は、「野心的で自信にあふれた青年」ぐらいの印象しかなかった彼の本性が、ストーリーが進むにつれ少しずつ現れるように……。

幼い頃からニュースで報道された連続殺人事件に興味を持ち、自惚れが強くナルシストの気がある彼。筆者はエピソードを見ながら、「おいおいホールデンよ。君が連続殺人鬼のプロファイリングにピッタリ当てはまるじゃんか!」と、思わずにはいられないのであった。

シリーズに対する分析はさておき、実際に筆者はイッキ見してしまったので、ダークな作品が好きな人は絶対ハマってしまうのではないかと思う。とにかく、シーズン2が待ち切れないぞ!

参考リンク:マインドハンター
執筆:Nekolas

▼『マインドハンター』シーズン1の予告編
https://www.youtube.com/watch?v=Cq6EjmH_74Y

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