学校に欠かせない備品のひとつである「黒板」。チョークの粉が飛び散ったり、手や服が汚れたりと欠点はありつつも、文字の見やすさや費用の安さから、今も変わらず使われ続けているのが現状だ。
しかし今後、黒板の常識が変わるかもしれない。なぜなら……有能すぎる黒板が発表されたからである! その名は『Picasso(ピカソ)』。2017年10月5日現在、クラウドファンディングで出資者募集中の製品だ。
・大型電子ライティングボード「Picasso」
Picassoを発表したのは、千葉県に本社を構える「UNIQ CORPORATION」である。クラウドファンディングサイト「Makuake」の情報によると、同製品はサッと書いてボタンひとつでパッと消せる、大型電子ライティングボードだという。
“大型” というだけあって、サイズはビッグな58インチ! 表面には独特の加工を施したフィルムを採用しており、キズに強いほか、どの筆記角度からでもスムーズで「トメ」「ハネ」「ハライ」がしっかり書けるとのこと。さらには、チョークやペンなどの消耗品が不要なところも大きなポイントだ。
なお、本体には電源としてリチャージブルバッテリーが搭載され、なんと1回の充電で最大約5万回もの消去が行えるという。また、ワイヤレスで使用できるため移動も楽そうだ。
・黒板の歴史が変わるかも
製品の解説動画で使用シーンを確認すると……これは便利に違いない!! 簡単に言うと以前からある電子メモの超巨大版だが、書いたものを消すのにかかる時間や手間が省けるうえに、チョークの粉が出ないのは明らかなメリットだ。
現在のところ、Picassoを入手するために必要な出資額は、定価30%OFFの7万1800円からで、発送時期は12月頃の予定だという。もしかすると近い将来、当たり前のように教室や会議室でPicassoの姿が見られるようになるかもしれない。
参照元:YouTube、Makuake「Picasso」
執筆:K.ナガハシ