2017年9月14日、週刊新潮がお笑い芸人・中山功太さんの暴行騒動を報じた。関西ではキレのある1人漫談で知られる彼が、元キャバ嬢から暴行で提訴されているという。
・元キャバ嬢の話す暴行の状況
週刊新潮によると、元キャバ嬢側の訴えはこうだ。肉体関係を持った後、中山功太さんから執拗に連絡が来るように。仕事終わりの深夜に呼び出され、話し合いのため部屋に向かったところ暴行を受けたという。なお、中山功太さんは暴行を否定しているとのこと。詳細は週刊新潮をご覧いただければ幸いだ。
暴行については、現在進んでいる裁判で決着をつけてもらうとして、もう1つ2人の意見が食い違っているのが「付き合っていたかどうか」だ。元キャバ嬢は「付き合っていない」、中山功太さんは「付き合っていた」。
・まとめてみよう
本件では、一体なぜ、認識の違いが生まれたのか。2人のコメントから状況をまとめると以下の感じのようだ。
1. 告白はしていない
2. 肉体関係はある
3. 元キャバ嬢は中山功太の誘いで深夜に彼の自宅に行った
4. 元キャバ嬢は初日にシャンプーや化粧品を置いて行った
──女性経験の少ない私(中澤)は、「付き合ってる」と思ってしまうのも無理がないような気もした。特に、好意のある女性がシャンプーや化粧品を置いて行くと、希望的観測も含めて「付き合ってる」と思いたくなる。
ただ、主観的かつプライベートな問題であるため、人によって大分意見が分かれそうなのも事実だ。そこで、これについて、数人の男女に意見を聞いてみた。
・男性の意見
「付き合ってない。シャンプーや化粧品ってのも、コンビニのなんじゃ、、、って思った」
「告白なしに付き合うという関係になることはあり得ない。段階を踏まずに肉体関係を持ってしまったのなら、単にそれだけの関係が続く可能性も十分ある」
「『告白したうえでの相手のOK』がない限り、付き合っていないという認識なので、この状況だと付き合ってないと判断するかと思います。『付き合えるかも?』くらいは思うかもしれません」
「う~ん、純粋な男だったら、確実に『付き合ってる』と思うだろうけど、ちょっとずるい男だったら、お互い『都合のいい関係』ってことになると思うんだけど……」
「男が付き合ってると思うのも無理はないけど、単なるセフレの可能性もある。ポイントは『初日にシャンプーや化粧品を置いて行った』だよね。自分が彼女に好意があった場合、これは付き合ってるって勘違いしちゃうかも」
「難しい……そのときの空気感によるから、何とも言えないけど、初日にシャンプーとかを置いていったら、『付き合うってこと?』とその気になるかも」
──ざっくりまとめると、「付き合ってると思うかも」と答えたのは2人。6人中3人は「付き合っていない」とのことだった。次に女性の意見が以下である。
・女性の意見
「付き合っていると思わない。もし、流れで家にきてしまった時に、そこで女性が男性を『嫌だな』と思っても、拒否した時に男性がどんな行動を起こすかわかりません。いざというとき、女性は男性の力に勝てませんし。
密室空間で、暴力をふるってきそうな人なら、怖くて従うしかないです。この人やばいけど、あとあと面倒になったら大変だから、仕方なしに性行為することもあると思います」
「芸人相手だと、そのくらいだと付き合ってると思わない女性が多いのでは。本気になったら傷つくのは自分だし。でも彼女だと思ってたって、いきなり呼びつけて『お前布団敷け』はないですねー」
「これって、一晩寝ただけなんですよね? これだけなら付き合ってないんじゃないでしょうか。シャンプーや化粧品は、お泊りセットかもですし、持って帰るのがめんどくさかったので、置いていったんじゃないでしょうか。
もしも彼氏でも、自分が帰るっていったら髪をつかむなんてありえないですね。暴力はだめです。最初会った時には紳士的で、支配できないとわかると後で豹変する人って『DV男あるある』だなあと思いました」
──全員が「付き合っていない」という意見だった。男女関係は難しい。モテなさすぎる私は、まず告白せずに男女の仲になったことが一度もない。なんだこの負けたような気分は……。
それはともかく、あなたなら「告白なし・肉体関係あり」は付き合ってる? 付き合ってない? まあ、どちらにせよ、元キャバ嬢の証言どおり、中山功太さんが暴力をふるっていたとしたら最低であることには変わりないのだが。