気がつけば2017年も2カ月が過ぎた。もうすぐ春がやって来る。春と言えば出会いの季節……1年前、私(中澤)はロケットニュース24で彼女募集を行った。だが、現在も私には彼女がいない。なぜか?
あわよくば進行状況を記事にしていこうと思っていた彼女募集だが、記事化どころか企画自体を諦めざるを得ないほどヤバい手紙が届いたのである。その時のことを今、明らかにしたい。
・彼女募集の応募条件
まず、彼女募集の際、私がパートナーに求める理想として記載したのは以下の条件。
・対象年齢25~36歳(年齢はあんまり関係ないですが)
・お互いの趣味嗜好を許容できる
・僕に過度な期待をしていない
・僕がいなくても一人で生きていける
・精神的に不安定すぎない
・ある程度話さなくても気まずくない
・多少のエキセントリックさを持っている
──今考えたら、ちょっとくらい外れていたところで気にもとめない項目ばっかりだ。そもそも好きって理屈じゃない派だし。
・多少のエキセントリックさってなんだよ
思い返せば当時もこの項目は、「一応タイプを書いた方が送りやすいかな」的な感じで書いたものだ。だが、今にして思えば「多少のエキセントリックさを持っている」は書かなきゃよかったかもしれない。本当なんでこんなこと書いちゃったんだろう。あんな手紙が来たのもこの項目のせいじゃないだろうか。
・ラブレターを送ってもらうことに
とにかく、企画には何人かの応募があり、中には海外に住んでいる人もいた。そして、編集部で検討した結果、候補者の人間性を見極めるためと冷やかしの選定を兼ねてラブレターを送ってもらうことになった。
「偉そうに」と思う人もいるかもしれないが、何しろ本気の募集だったから、相手も本気の人じゃないとこじれてしまうだろうと考えたのだ。この安易な考えが私を恐怖のどん底に突き落とすことになろうとは。そして届いた衝撃の手紙は次ページで!
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.