国有地売却の問題で国会は紛糾している。連日、野党が安倍首相を追求するなかで、学校法人「森友学園」が4月に開校を目指す小学校の認可が下りるかどうか、微妙なところ。

教育方針についても、行き過ぎではないかという見方が強まるなかで、思わぬ人が森友学園を激励している。デヴィ夫人(デヴィ・スカルノ)が小学校開設資金の寄付を呼び掛けているのである。

・デヴィ夫人の呼びかけ

「今日のテーマは、『「森友学園」を応援いたしましょう!』私は、「森友学園」の行き過ぎたものも多々ありますが、それは改めて頂くとして、根本的に教育方針に共鳴し、「瑞穂の國記念小學院」開設の募金を希望する旨、学園の籠池康博理事長宛にメールを送りました。

(中略)私を含め、森友学園を応援したい方々からご寄付や経済的援助を募りたいと思います。私も先ほど、ひとまず100万円を同校の開設資金として寄付いたしました」(デヴィ夫人メルマガより引用)

詳しくは、デヴィ夫人の『アメブロでは言えないお話。』を参照して欲しいが、夫人は一部議員や評論家に対して、「中韓の反日教育については反論しないのに、森友学園を批判するのはもってのほか」と切り捨てている。そのうえで応援しましょうと呼び掛けているのだ。

・月内の開校は難しい

大阪府の松井知事は、小学校の認可について、今月中に判断するのは難しいとしている。はたしてこの問題は、すべてが明らかになるのだろうか? そしてすでに建物の建設が終わっている小学校は、開校することになるのか? 今後の動向が気になるところである。

参照元:デヴィ夫人メルマガ『アメブロでは言えないお話。』、NHK
執筆:佐藤英典