1960年代から絶大な人気を誇るミュージシャン、スティーヴィー・ワンダー。11歳にして大手レコード会社と契約し、数々のヒット曲を生み出した彼はまさに生きる伝説……音楽界の神様と言っても過言ではない。
そんな彼が、ホテルのロビーで代表曲『Superstition』をカバーしていた青年の演奏に飛び入り参加する動画が話題になっている。サービス精神たっぷりに歌声を披露する姿は、圧巻の一言。マジで神やこの人。
・青年の演奏に飛び入り参加
まず、スティーヴィーが飛び入りした経緯について説明しよう。アメリカ・カリフォルニア州のホテルロビーで青年が『Superstition』を演奏していたところ、偶然その場をスティーヴィーが通りかかったのである。
これだけでも夢のような話だが、スゴイのはここから。青年が2番の歌詞を知らないことを告げると、なんとスティーヴィーは「それなら一緒に歌おう」と舞台に! うらやましいーッ!!
動画を見ると、スティーヴィーが青年に耳打ちでささやきながら歌詞を教えてあげている様子も収められている。その姿は、大物ミュージシャンというより音楽を楽しむ少年のようだ。歌はもちろん、スティーヴィーの素晴らしい人柄も感じられる。
思わぬサプライズ出演に、客席は歓声の嵐。画面を通して、私(りょう)も思わず歌いたくなってしまった。エンターテイナーとして人々を喜ばせるスティーヴィーの力は、さすがである。
ちなみに、この動画は公開から2日で125万回再生されるほど話題となっている。何にしろ、ホテルのロビーにいた人々にとっても、青年にとっても一生の思い出となったことは間違いないだろう。スティーヴィー、夢をありがとう!
▼ホテルのロビーでスティーヴィー・ワンダーが熱唱