小学校などで、「他人の話をちゃんと聞きましょう」と習ったことがある人も多いだろう。そう。話をちゃんと聞き、言葉にじっくり耳を傾ければ、“難しい” とされることでも自然と分かったりするものだ。
今回お伝えするクイズも、そんな姿勢が大切かもしれない。それは、「正解率たった3%」だと言われている問題なのだが、問題文をよーく読めばスルッと正解できるかもしれないぞ!
次の問題は、様々なクイズが掲載されているサイト『Playbuzz』で出題されたものだ。「初めてこの問題に取り組んだ人の97%が不正解だった」と説明されているが、そんなに難しいんか……。原文では「テレサ」という名前が使われているが、ややこしいのでここでは「A子」としたい。
問題:「“A子の娘” は “私の娘の母親”。なら、私は “A子” にとって何?」
正解だと思うものを、次の6つの選択肢の中から選んでほしい。
【選択肢】
1:祖母
2:母親
3:娘
4:孫娘
5:私がA子
6:分からない
正解を発表する前に、ヒントを1つ。
ヒント:誰がこの質問をしている?
答えが分かったら、次ページへ GO だ!
参照元:Playbuzz、Mail Online(英語)
執筆:小千谷サチ
Photo:RocketNews24.
2ページ目にいるあなたは、答えが分かった、あるいはギブアップしてしまった人だろう。答えは、以下の通りだ!
【答え】
3:娘
【解説】
問題文「“A子の娘” は “私の娘の母親”。なら、私は “A子” にとって何?」に書かれている “私の娘の母親” の部分。ちょっと意地悪な表現がされているが、惑わされなければ「私の娘の母親」=「私」(=この質問をしている人物)であることが分かる。
ということで「A子の娘」=「私」。「私」は「A子」にとって、「3:娘」となるのだった。
・「“分からない” が正解では?」との声も
ちなみに本問題を取り上げた海外メディア『Mail Online』には、以下のような声も寄せられていた。
「選択肢にはないけど、“私=A子の娘の夫(義理の息子)” が答えだと思った」
「“分からない” が正解のはず。“娘”、“娘の夫(義理の息子)” 以外にも、結婚していなければ関係に名前なんかつかないのだから」
たしかに自分自身を「私の娘の母親」と表現をするのは不自然なので、「私=娘の夫(義理の息子)」だと思ってしまう気持ちも分かるなあ……。
『Playbuzz』によると、「5:私がA子」を正解だと思った人が最も多かったもよう。この手のクイズが苦手な筆者も「5」を選んでしまったクチだ。あなたはどんな答えを出しただろうか?
参照元:Playbuzz、Mail Online(英語)
執筆:小千谷サチ
Photo:RocketNews24.