これから、クリスマスパーティーや忘年会&新年会など、なにかとお酒を飲む機会が増える。そんな季節だけに、泥酔して失態を犯さないように十分気を付けたいものである。
なぜ、こんな注意を促したかというと、ある酔い潰れた男性が目覚めると、なんと、死体安置所に入れられていたというからである! 読者の皆さんも死体扱いされないよう、生きた状態で安全に帰宅して頂きたく、このニュースをお伝えしたいと思う。
・酔い潰れて死亡を宣告された男性が死体安置所に……
ポーランドのカミエンナ・グラに住む、25歳のカミルという名前の男性が、パブに飲みに出かけた時のこと。次々とウォッカを体に流し込んだ彼は、しまいにはブッ倒れてしまい、病院に担ぎ込まれる事態に陥ったのだ!
病院であらゆる処置を施されたものの、彼は心拍停止で死亡を宣告され、遺体は病院の死体安置所に入れられていたという。
・死んだはずの酔っ払いが生きていた!
その後、病院の警備員が死体安置所から聞こえる妙な物音に気づき、冷蔵室のドアを開けると、こともあろうか寒さに凍えたカミルさんが、「毛布が欲しい」と警備員に頼んだというではないか!
まるでホラー映画のような展開に、かなり警備員がビビってしまったことは想像に難くないが、カミルさんも、酔いから目覚めたらスッポンポンで冷蔵室に寝かされていたとは、さぞかし驚いたに違いない。
・病院の帰りがけに再びパブへ……
そして、警備員から「死んだはずの酔っ払いが生きていた!」との報告を受けた、医師と警察が即座に駆け付け、カミルさんは、調べを受けた後に衣類を返却してもらい帰宅……。と言いたいところだが、飲み過ぎた挙句に死亡を宣告され、死体安置所に入れられたというのに、彼は病院の帰りがけにパブに寄り、再び飲んでいたそうだ。
きっと、‟懲りない奴” とは、カミルさんのような人のことを言うのだろう。くれぐれも読者の皆さんは、飲みすぎてトラブルに巻き込まれたり、健康を害したりしないよう気を付けて頂きたいものだ。