夏でも冬でもスタミナは重要だ。いや、むしろ寒くなる今こそ、エネルギーを蓄えて寒さに備えよう。自分の肉布団が一番温かいに決まっている。あの、グルメエンターテイナー「フォーリンデブはっしー」さんも、ヒートテックならぬ「ミートテック」をまとっているから、冬でも半袖でいられるらしい。
ということで、今回は高カロリーな食事を紹介したい。神奈川県横浜市のチャイナ飯店は、とにかくチャーハンの盛りがスゴイ。名物のとりにくチャーハンは、チャーハンがメインのはずなのに、唐揚げがご飯を覆い隠しているのである。これぞ、高カロリー!
・馴染みの食堂
お店は京急井土ヶ谷駅から徒歩約3分のところにある。外観からすると、地元馴染みの食堂である感じが伝わってくる。昼時に入ると、満席にならないまでも、客足は途絶えることがない。ここのチャーハンはかなり大盛りとの噂を聞いてやってきたのだが……。
・スモールサイズ?
あれ? メニューにスモールサイズって書いてある。普通盛りの感じをメニューでたしかめておきたかったんだけど……。まあいいか、頼んでしまえ。とりにくチャーハン普通盛り(820円)を注文することに。噂ではこのお店、大盛りに応じていないのだとか。普通盛りが多すぎるので、大盛りを頼むまでもないそうなのだが……。
おお! これはなかなかの量だ。とにかく唐揚げの存在感がスゴイ。6個しかないのに、チャーハンそのものを覆い尽くす勢いだ。ただ、これなら私(佐藤)は余裕で食える量だ。逆に安心した。
・理想的な唐揚げ
まず攻略すべきは唐揚げだろう。1つひとつはそれほどデカくないけど、6個もあるので、それなりに覚悟しないと。戦隊ヒーローだって、1人じゃ何にもできないけど、5人とか6人いるから、怪人と戦えると思うんだよね。それはさておき、ここの唐揚げは理想的な一品だ。
「外はさっくり、中から肉汁がジュワ!」、なんて表現をよく見るけど、実際にそうであったことは少ない。だが、チャイナ飯店の唐揚げは本当にそうだ。
・冷めない唐揚げ
かじりつくと、中から透明なアツアツの肉汁が出てくる。しかも最後まできちんと衣のなかに熱を閉じ込めている。最後の1個まで、その熱は冷めていなかった。とても良い唐揚げだと思う。
・とにかく唐揚げは素晴らしい
その一方で、唐揚げに比べるとチャーハンはそれほど特色がないような……。それから、個人的にはチャーハンの塩気が少々強いような気もしたが、夏場に大汗をかく肉体労働の人たちには、ちょうど良い味なのかもしれない。とにかく、唐揚げは素晴らしい。ここの唐揚げの専門店でもあれば、通いたいと思うクオリティである。
・今回訪問した店舗の情報
店名 チャイナ飯店
住所 神奈川県横浜市南区井土ケ谷中町157
営業時間 11:00~24:00
定休日 月曜日
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24