近年、AppleWatchなどのスマートウォッチが普及していることは、みなさんご存知の通りだろう。しかし、普通の腕時計と比べてやはり気になってしまうのは連続駆動時間ではないだろうか。
そこで今回は、クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で話題の体温で発電する充電不要のスマートウォッチをご紹介したい。きっとあなたも欲しくなること間違いなしの優れものだぞ。
・体温で動くスマートウォッチ
スマートウォッチ「MATRIX PowerWatch」は、物体の温度差が電圧に変換される現象「ゼーベック効果」を利用して発電する「熱電素子」というパーツを使用。そのため、バッテリーの充電が不要だという。
・体温で動くスマートウォッチ
人の肌に触れる部分と本体表面の温度差が電力源となっているこのスマートウォッチは、腕から外して電力が得られなくなるとスリープモードに入り、装着すると再び動き出すとのことだ。
その他の主な機能だが、歩数計や距離計、消費カロリー計や睡眠記録などのフィットネストラッカーとして基本的な内容を網羅しており、50メートル防水にも対応しているとのこと。
・出資額は129ドル(約1万4000円)から
2016年11月18日現時点でこの製品を入手するための出資額は129ドル(約1万4000円)からとなっており、すでに目標の2倍を超える約30万ドル(約3300万円)の資金を集めている。なお、早ければ2017年7月頃に出荷予定だという。
ということは、いよいよ充電のわずらわしさから解放される、次世代のスマートウォッチが2017年には誕生することになりそうだ。AppleWatchよりも気軽に使えそうなこのMATRIX PowerWatch。あなたの腕にもおひとついかがだろうか。
参照元:YouTube、Indiegogo「MATRIX PowerWatch」(英語)
執筆:K.ナガハシ
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