米国第45代大統領選の結果に世界中が驚愕し、まさかの展開に、事態を受け入れられない国民が抗議運動を起こしたり、トランプ氏の当選に反発する気運が高まっている。
そんななか、オバマ夫人がファーストレディとして、最後にファッション誌『VOGUE』の表紙を飾り、そのエレガントかつ知性漂う美しさに称賛の声が寄せられている。未来を懸念する空気が漂う米国に、オバマ夫人の気品あふれる美しさが、一筋の光を差したとまで言われているのだ!
・『VOGUE』の表紙を3度も飾ったミシェル夫人
バラク・オバマ氏が大統領に就任して以来、ミシェル夫人は、3度も『VOGUE』の表紙を飾っている。大統領の座に就いた時、まだ40代だった二人は若く、ハンサムな大統領と抜群のスタイルを誇るファーストレディは、最高に美しいパワーカップルだと言われていた。
今回の『VOGUE』の表紙では、白のロングドレスを身にまとったミシェル夫人がホワイトハウスの庭に横たわり、芝生のグリーンと夫人の褐色の肌、そして白いドレスが美しいコントラストを生み出している。
・世界中が恋に落ちたファーストレディ
個人的にも、オバマ大統領とミシェル夫人は、今までの米国大統領のなかでも、最高に品格と知性を感じさせるカップルだったように思う。『VOGUE』の記事には、‟世界中が恋に落ちたファーストレディ” という納得のタイトルが付けられていて、インタビューで夫人は次のように語っている。
「ホワイトハウスから見える景色を恋しく思うだろうけれど、(ここを去る)時期が来たの。我々の民主党政権は、2期8年の任期で十分だと思う。大統領のような大きな権力を握るようになったら、現実の世界に片足を入れることが大切だから」
と言い、一人の人物が、長きに渡って権力を握り続けることの危険性を示唆している。
・ネットユーザーから数々の称賛と憧れの声が!
そんなミシェル夫人に対して、ネットユーザーから、数々の称賛と憧れの声が挙がっている。
「ミシェル・オバマの『VOGUE』の写真を見た!? 女王様に殺されたい!」
「ファーストレディが恋しくなるわね」
「彼女のスピーチは、いつも聡明で素晴らしかった」
「オバマ夫人の『VOGUE』の表紙だけど、彼女は輝いていて、アフリカ系が美しいことを証明してくれたわ」
「スーパーモデルなんかより美しい!」
と、もうすぐホワイトハウスを去るファーストレディを名残惜しむコメントが、数多く寄せられている。
トランプ氏が大統領選に当選した時、世界中のSNSで、「トランプが大統領になるだけじゃなく、メラニアがファーストレディになるなんて……」との声も飛び交っていた。メラニア氏がミシェル夫人のように、女性が「お手本にしたい!」と思うような、ファーストレディになってくれることを期待したい。
参照元:Instagram @voguemagazine、METRO(英語)
執筆:Nekolas