ロケットニュース24

【カメラで超訳】なんとなく読めた! 初めてのソウル旅行がGoogle翻訳でほぼ無敵状態に! Byクーロン黒沢

2016年11月15日

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海外旅行中、グーグル翻訳のお世話になる人は多いと思うけど、文字や音声だけでなく、写真も翻訳できるのはご存知だろうか?

文字が読めない国で非常に重宝する画像翻訳機能。知ってる人も使う機会はあまりないと思うが、実はこれ、便利はともかく、後からじわじわくる面白さが実にヤバイ。

この不思議な感覚をまだ実感したことのない方に、是非とも感動をおすそ分けしたく、わざわざソウルまで行って張り切ってみたよ!

・ここは何屋!? さっぱりわからん!

漢字の看板なら何となく読める。タイやカンボジアでも、現地語の脇に英語が併記してあった。でもソウルは違う。看板もポスターも容赦ないハングル。ひとつも読めない文字に囲まれ、不安と孤独感にさいなまれる毎日。食堂のメニューはおろか、そこが食堂か民家かの区別すらつかない!

そんなとき、ネットができるスマホやタブレットからGoogle翻訳のアプリ開き、カメラアイコンをタップ。意味不明の看板やポスターをパシャリと撮って指でなぞれば、あら不思議。読めないはずのハングルがパコッと日本語に早変わり!

やり方は簡単だ。Google翻訳アプリ画面のテキスト入力欄の左下にあるカメラアイコンを押して……

読んでみたい看板などを撮る。

すると、文字の部分を抜き出してくれるので……

翻訳してほしい部分をなぞる。すると……!!

おっ! なんとなくだけど読める!!

・とりあえず韓国語は楽勝。他の言葉もイケるようだ

機能としては知っていたけど、使ってみたら感動もんの実用レベル。縦書き・横書き問わず、変なフォントやムチャクチャなレイアウトにも柔軟に対応。

未来の暗号解読機を手に入れたような錯覚にのぼせながら、路上で目に入ったハングルを片っ端から撮影・翻訳しまくって、その場でニヤニヤ。成功するとくせになってしまう。たとえば──

「この豚は何だ!」

「ほほう、黒豚三枚肉。見たまんまだ」

──みたいな感じで、傍から見たら立派な不審者だったと思う。通報されなくて良かった。

ごくまれに、イカれた翻訳を繰り出してくるのはご愛嬌。英語、フランス語あたりは当然として、中国語、タガログ語、インドネシア語も確認済み。デフォルトではできないが、ちょっとした裏技でタイ語もいけた。旅行の楽しみがひとつ増えたけど、よそ見してスマホをひったくられないよう気をつけてね!

参考リンク:Google翻訳 iOS 版Android 版
Report : クーロン黒沢
Photo : Rocketnews24.

▼夜の街角に佇む女の子看板の正体は?

▼なんだ……。中古ケータイ屋かよ

▼こいつはどうだ!

▼むむっ……わかるようでわからない。

▼どうでもいいポスターも、読めると楽しい

▼なにが最高なんだろう?道端で考え込んでしまった

▼未成年がうっかり入らないよう、この場を借りて警告

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