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“あの頃” の少年ジャンプは凄かった。北斗の拳・キャプテン翼・ドラゴンボール・聖闘士星矢……などなど、現在30代から40代のおっさんならば少年ジャンプ無くして幼少期は語れまい。正義の心も友情も、少年ジャンプから多大な影響を受けたに違いない。

少年ジャンプには伝説レベルの漫画が数多く連載されていたが、中でも圧倒的人気かつ、一大ムーブメントを巻き起こしたのが、ゆでたまご先生作の「キン肉マン」だ。そこで今回は、おっさんなら共感必至の『キン肉マンあるある50連発』をお届けしたい。

・キン肉マンあるある50

その01： 改めて読み返すと、連載当初はビビるほど絵が汚い。
その02： 初期はキン肉マンがなぜか巨大化していたりと、色々とカオス。
その03： テリーマンやラーメンマン、今では正義超人の彼らも初登場時はクソ野郎だった。
その04： ラーメンマンなんて、ブロッケンマンをラーメンにして食ってたしね。
その05： そんな過去があってもラーメンマンが大好きさ！
その06： 読者全員がプリンス・カメハメに絶大なリスペクトをしている。
その07： やっぱり面白くなってきたのは、キン肉マンとウォーズマンが戦ったあたりから。
その08： ウォーズマンの必殺技「パロスペシャル」を友達とかけあう。
その09： ただし筋力が絶対的に不足していて上手くいった試しがない。
その10： おかっぱ頭だと一瞬であだ名が「ウォーズマン」になる。
その11： バッファローマン率いる「悪魔超人」が登場したときの衝撃。
その12： 子供は素直だから、バラバラになったミートくんが死なないことを疑問に思わない。
その13： 比較的アッサリ生き返るのもキン肉マンの魅力。
その14： そもそも悪魔超人たちと、ウォーズマンの体の中で戦うってメチャクチャすぎるよな。
その15： どんな敵でも最終的にはいいヤツになる。
その16： ただ一人、悪いままで消えた悪魔将軍。
その17： 悪魔超人の汗がダイヤモンドになると知り、幼心に「いいなぁ」と思った。
その18： バッファローマンがヅラと知ったときの衝撃。
その19：「夢の超人タッグ編」の面白さは異常。
その20： モンゴルマンとバッファローマンが組んじゃうなんて……しかもチーム名が「2000万パワーズ」とか、まさに夢。
その21： スペシャルマンとカナディアンマンの、漫画界を代表するかませ犬コンビ。
その22： どう考えても強そうに見えない。
その23： 強いヤツは最後まで強い。弱いヤツは最後まで弱いという圧倒的な格差。
その24： でもジェロニモやウルフマンはもうちょっと強くてもいい気が……。
その25： ジェロニモの「だってオラは人間だから……」に涙する。
その26： 人気投票では常に上位だったロビンマスクのカッコ良さは別格。
その27： 人気投票で常に下位だったテリーマンの報われなさも別格。
その28： テリーマンの「肩の☆マーク」が取れたときは、さすがに驚いた。
その29： 忘れがちだけど、実は義足のテリーマン。
その30： ただやっぱり、キン肉マンのパートナーはテリーマンしかいない。
その31： 最高だった「夢の超人タッグ編」を超えた「王位争奪戦」はまさに傑作。
その32： キン肉マンソルジャー人気爆発！
その33： ソルジャーチームのカッコ良さにハートを打ち抜かれる。
その34： アシュラマン・バッファローマン・ザニンジャ・ブロッケンJrとか……最高かよ。
その35： 地味かもしれないけど、マリポーサチームも結構好きさ！
その36： まさかミートくんがリングに立つ日が来るとは……。
その37： しかも強いとは……。
その38： キン肉マンビッグボディチームは、スペシャルマン ＆ カナディアンマンと同レベルのかませ犬チーム。
その39： ある意味、ビッグボディより有名な漫画界屈指のかませ犬キャラ、レオパルドン。
その40： わずか3コマで死ぬとか伝説すぎ。
その41： バイクマン、モーターマン、パルテノン……など、個性派揃いだったゼブラチーム。
その42： 圧倒的な強さで「こいつらには勝てねえ……！」と震えたフェニックスチーム。
その43： まずマンモスマンが強すぎる。
その44： オメガマンに関しては完全にチートレベル。
その45： そして1ミリの隙も見えないキン肉マンスーパーフェニックス。
その46： だがそれをも砕く、火事場のクソ力！
その47： 後期にキン肉マン（キン肉スグル）が、実はマスクだと判明したときは、日本中がザワついた。
その48： しかもマスクの下から光が出て、汚染された川すら一瞬でキレイになる「フェイスフラッシュ」には戸惑った。
その49： でもイチイチ細かいことを気にしたら負け。
その50： 友情の尊さはキン肉マンで学んだ。

──ざっと以上である！　キン肉マン消しゴム、通称「キン消し」についてや、「ゆでたまご先生が実は2人組だと知ったときの衝撃」など、まだまだ数多くの “あるある” があるが、それはまたいずれかの機会にお届けしよう。

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なお、一度はコミック36巻で完結したキン肉マンだが、実は近年になって続編が出版され、現在では56巻までが発売されている。あの頃は敵だったキャラたちが大活躍しているから、おっさんたちはぜひチェックして欲しい。屁のツッパリはいらんですよ！

執筆：P.K.サンジュン
Photo：RocketNews24.

▼キン消しも29年ぶりに復活するぞ！
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