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「ひふみん」こと加藤一二三さんや「ハッシー」こと橋本崇載さんなど、キャラの際立つプロ棋士がテレビや動画配信サイトなどで人気となっている今、将棋に興味がある方も多いのではないだろうか。

先月発売された「9マス将棋」がAmazonなどで爆売れしているという。9マスしかない盤の上で対戦する将棋だというが、いったいどんなゲームなのか? 実際に購入してやってみることにした。

・価格は税抜1600円

2016年8月25日に幻冬舎エデュケーション局から発売された「9マス将棋」は前述の通り、9マスしかない盤の上で将棋をするという新しいタイプのゲームだ。対象年齢は6歳から大人までとなっており、価格は税抜1600円である。

今回、筆者はAmazonで商品を注文しようとしたところ、発売から1週間ほどしか経っていないにもかかわらず、なんと売り切れで入荷待ち状態。注文から数日後、やっと9マス将棋が手元に届いた。

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・駒の動きや持ち駒の使い方などは普通の将棋と同じ

パッケージの中に入っているのは、31ページに及ぶやや厚めのマニュアルと木製の駒、そして薄い木製の板に木目調のシートを貼った将棋盤である。駒の種類は普通の将棋と同じく8種類だが、普通の将棋と違い、相手と自分にそれぞれ1個ずつしか用意されていない。

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そして9コマ将棋のルールだが、駒の動きや持ち駒の使い方などは普通の将棋と同じで、違う点は相手の陣地に入ると駒がパワーアップする “駒の成る” 範囲が自分と相手の上下1列ずつのみであるところだ。

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・「9コマ将棋」を実際にやってみる

では、さっそくゲームを始めよう。「小学生の頃、父と将棋をやっていた」という当編集部のYoshioと、「高校生の頃、漫画(月下の棋士)に影響され将棋をやっていた」という筆者の2人で9マス将棋をやってみることに。

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・配置パターンは入門~上級レベルまで全40通り

まずはマニュアルに記載されている初期配置を見ながら駒を並べる。配置パターンは入門~上級レベルまで全40通りだ。パッとみたところ、入門レベルが最も簡単に「先手が勝ちやすい配置」という印象である。

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・9マスしかないが「先手必勝」ではない

初級~上級の様々な初期配置で対戦してみたところ……意外と奥が深いではないか! 9マスしかないため、先手必勝かと思いきや、後手が勝利することもあり、思っていた以上に楽しめたぞ。

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・入門者からプロ棋士を悩ませるレベルまで対応

特に上級の初期配置は「プロ棋士も考え込んだ」というだけあって、本当にどちらが勝つか読めない展開になった。たっただ9マスだけなのに、駒の動きもわからない入門者からプロ棋士を悩ませるレベルまで対応できるとは驚きである。

この9マス将棋は、日本将棋連盟が監修・推薦する、将棋の上達に役立つゲームとのこと。なお、普通の将棋に比べてマスやコマが少ない分、対戦時間もグッと短くなるので気軽に対戦出来るところもポイントだ。

参考リンク:幻冬舎エデュケーション局「9マス将棋」
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.

▼Amazonなどで爆売れ中の「9マス将棋(税抜1600円)」
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▼文字はプリントだが駒はちゃんと木製だ
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▼将棋盤は薄い木にシートが貼り付けてある
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▼9マス将棋では上下1列ずつが互いの陣地となっている
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▼様々な初期配置で対戦
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▼次の一手に悩みすぎてオネエっぽいポーズになるYoshio
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▼思っていた以上にしっかり遊べたぞ!
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