男性なら誰でも子供の頃に、東は仮面ライダーやウルトラマン、西はスーパーマンからバットマンといった、ヒーローに憧れた時期があったのではないだろうか。
そんな、‟ヒーロー” 願望を叶えるべく、ある男性がバットマンのコスチュームを制作し、なんとギネス世界記録を達成したというのだ。映画顔負けの23のガジェットを搭載したバットスーツが、マジで本格的すぎてヤバいことになってるぞ!!
・23のガジェット搭載のバットスーツがギネス世界記録を樹立!
「機能するガジェットを最も搭載したコスプレ・スーツ」を制作して、ギネス世界記録を更新したのは、アイルランド出身のジュリアン・チェッカリーさんだ。
彼は7歳の時に、『スター・ウォーズ』でお馴じみのダース・ベイダーのコスチュームを初めて手作りしたのだとか。その後、アメコミ好きが高じて映画業界に入ったジュリアンさんは、特殊メイクアップアーティストへと転身を遂げたのである。
一体、コスチューム制作のプロである彼は、どんなガジェットをバットスーツに搭載したのだろうか!?
・グラップネルガンやバット・プロジェクターまで装備!!
まず、スーツの右腕には機能するビデオモニターが装着され、番犬を撃退する超音波発信装置や監視用のウェブカメラも搭載。その他には、バットマンのロゴ型手裏剣や紫外線を反射するブラックライト、閃光手榴弾なども装備してある。
そして、バットマンには欠かせないグラップネルガンはもちろんのこと、バットマンのロゴを空に映し出すプロジェクターまで備え付けられているのだ! ちなみに、グラップネルガンとは錨(いかり)を発射する銃で、錨をビルの縁などに引っ掛けて上下に移動するガジェットだ。映画でバットマンが多用しているので、見たことがあるという人は多いだろう。
・バットスーツ自体も本物に引けを取らない仕上がりに!
23種類のガジェットが全て機能するのもスゴいが、バットスーツ自体も、映画で使用された本物に引けを取らない本格的な作りとなっている。
子供の頃からバットマンの大ファンだったというジュリアンさんは、ダークでアンチヒーロー的な存在だけれど、正義の味方であるところに惹かれたのだそうだ。彼のバットスーツを見た人は誰もが驚きを隠せないそうだが、それも納得の仕上がりとなっている。
自分の好きなことを仕事にして、しかも、趣味で作ったバットスーツがギネス世界記録を樹立してしまうとは、きっと特殊メイクアップアーティストの仕事は、彼にとって天職に違いない。
参照元:YouTube、Mashable(英語)
執筆:Nekolas