世界には、私たち人間が知らないような生物がまだまだ存在している。科学が発達したといえど、解明しているのはごく一部。「深海」にいたっては、人が潜ることができないこともあり、宇宙と同じくらい謎に包まれている。
あまりに規模が大きすぎるため、永遠にすべてを解明できない可能性さえもあるが、この度NOAA(アメリカ海洋大気庁)が一歩前進! 深海で新たな撮影に成功しており、未知なる生物の姿をとらえている。
・水深6キロ
YouTube にアップされている動画「Earth’s deepest abyss」は、世界でもっとも深いマリアナ海溝の水深6キロに潜らせたカメラで撮影されたものだ。再生すると、見たこともない生物たちが映し出される。
・未知なる生物
今回の探索では、星のようなものをまとったサンゴ、まるで幽霊のような魚など、新種を発見。これらは学者さえも知らなかったという。さらにはエビ、ワラジムシ系の生息も確認できているから驚きだ。
グロテスクな一方で美しさも兼ね備えている外見が、ミステリアスであり、ロマンでもあるこれらの生物。信じられないような圧がかかる水深6キロで、生きていけるとは……。これぞ地球が生みだした神秘である。
・地球の神秘
映像をご覧になればおわかりだろうが、人類は新たな扉を開けたと言ってもいい内容となっている。未知なる生物の姿を目の当たりにすれば、改めて世界の広さを感じることができるだろう。
参照元:YouTube、Laughing Squid(英語)
執筆:原田たかし