近年は、FacebookなどのSNSの登場で、人間関係や恋愛が複雑化しているように思う。友達の投稿に嫉妬したり、恋人や好きな人がアップした写真に不安をあおられたり、昔なら経験しなくて済んだことに翻弄されてしまうのだ。
そして、別れた恋人をSNSで友達削除するべきなのか、アンフォローするべきなのか迷ってしまうという人もいるだろう。そんな人達のために、海外メディアが挙げた「別れた恋人をSNSでフォローしない方が良い理由5つ」を紹介したいと思う。
1:去る者は日々に疎し
英ニュースサイト『METRO』によれば、元恋人をSNSでフォローしなくなれば、次第に相手の存在を忘れることができるとしている。まさに ‟去る者は日々に疎し” だが、フォローを続けてしまったら、元恋人の投稿を深読みしたり分析したりで、余計な心労がかかるだけだ。
2:元恋人に連絡する危険性を回避できる
‟去る者は日々に疎し” で、元恋人のSNSのフォローをやめてしまえば、相手に連絡する危険性を回避することができる。元恋人の写真や投稿がフィードに上がって来たら、未練をひきずってしまいがちだし、ふと連絡したくなってしまうこともある。元恋人との関係を過去の物として前に進むには、完全にSNSをアンフォローにするべきだろう。
3:新しい相手探しで競争しなくなる
海外メディア『BUSTLE』は、元彼や元カノのSNSをフォローしたままだと、お互いに新しい相手探しで競争しがちになるので、やめた方が良いとアドバイスしている。
元恋人を嫉妬させたり、自分が勝ち組であることを見せつけるために、異性と写っている写真をアップしたり、交際ステータスを変更したら動機が不純すぎる。恋愛が終わった後は、一人になって心の傷を癒すために、じっくり時間をかけるのがベストだ。
4:間違って ‟いいね!” せずに済む
元恋人のSNSをフォローしたままだと、相手の投稿がフィードで上がって来た時に、スマホをスクロールした弾みで ‟いいね!” を押してしまうことがある。
気づいてすぐに取り消せればいいが、そのままだったら、元恋人に「ストーキングされている」だとか、「未練タラタラじゃん!」なんて勘違いされてしまうことになる。
5:元恋人に未練を感じてもらえる
またMETROは、完全にSNSで元恋人を切ったら相手に未練を感じてもらえる、と理由を挙げている。SNSでつながったままだったら、あなたの行動が相手に筒抜けになってしまうので、「今頃どうしているんだろう……!?」なんては思ってもらえない。
全てのSNSをアンフォローにすれば、‟去る者は日々に疎し” 効果もあるし、相手にとってミステリアスな存在にもなれてしまうのだ。
SNSは、便利なようでいて実は面倒なことも多い。特に恋愛に関しては、要らぬ不安や嫉妬を感じる可能性が高いので、恋愛中でも破局した後でも、相手とSNSでつながらない方が気楽で良いのではないかと思う。
参照元:METRO、BUSTLE(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.