店先からただよう香ばしいソースの匂い。通行人を誘う危険なスメルだ。ホンマたこ焼きは最高やで! ただなぁ、たこ焼きは安くてウマないとアカン。関東の有名な店あるやんか? あんなん邪道やで。8個で500円以上するとかありえへん。怒るでしかし!
大阪に縁もゆかりもないが、たぶんこんな感じだろう。いやしかし、たこ焼きってウマいけどちょっと高いよな。本来はもっと気軽に食べられるべきだと思うのだけど。と思っていたら、なんと6個で210円という素敵なお店を発見したぞ。しかもここ、「ちょい飲み」にも最高だったのだ!
・商店街の誘惑を抜けよ
その素敵なお店は東京・野方にある。西武新宿線・野方駅から、商店街をずっと抜けていくこと約5分。途中に出くわす様々なお店に心惑わされながら、辿り着いたのが目的地である「ほんま門」だ。パッと見は、店頭でたこ焼きを販売している普通のお店である。
・たこ焼き安っ!
ちょっとわかりにくいけど、お店の横には扉がある。中にはカウンターとテーブルがあって、座って食べることが出来るのだ。持って帰るのもいいけど、たこ焼きはアツアツを食べるのに限る。メニューを開いて、えーとたこ焼きたこ焼き……。は? たこ焼きが税込210円やて!? やっす!!
・ビールもあるで
味がソース、塩、しょうゆ、ポン酢と4種類あるから、これ全部持ってきてや! いや~、にしても安いな。せっかくだからビールも飲みたい。そしたらなんと、平日19時半までは生ビールが税抜250円とのこと。神やないか! 激安ビールと激安たこ焼きとか、神やないか!
・アツアツのたこ焼きがウマい
キンッキンに冷えた生ビールで喉を潤していたら、焼きたてのたこ焼きがキタキタ! おおおお、ちゃんと6個入ってる。これで210円は相当なコスパやな。マヨネーズがないのは個人的に少々寂しいけど、むしろこれこそ正しい姿なのだろう。代わりにかつお粉がかかっているぞ。
最近は揚げたようなカリカリのたこ焼きが多いが、こちらはフニャッとした昔ながらのたこ焼きだ。安いからもしやと思ったが、ちゃんとタコも入ってる。口に入れると……熱っっっ、ハフハフッ……うまぁーーーい!! ビールをグビっと流し込めば、こんなん神やないか! たまらんでしかし。
・ちょい飲み天国
ソース味はもちろんのこと、塩味が何気にめちゃウマですっかり気に入ってしまった。たこ焼き以外にも、お好み焼きや焼きそば、とん平焼きなんてのもあって、つまみ系も揃っている。つまり、飲み屋としてもかなり使えるお店なのだ。ここはちょい飲みにバッチリだと思うぞ。
・たこ焼きっていいよな
帰り道におやつでサクッと食べるのもよし、ビールと一緒にやるのもよし。安くてウマいたこ焼きはホンマ万能やなぁ。庶民の味方以外の何物でもないで。ところで、このたこ焼きは大阪の人が食べたらどう思うのだろうか? 大阪の人も、いっぺん食べてみてや!
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 ほんま門
住所 東京都中野区野方6-18-13
時間 17:00~26:00
休日 お盆・正月
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼平日19時半までは生ビールが250円だった
▼たこ焼き6個で210円やて!
▼ソース味、フニャッとした昔ながらのたこ焼きだ
▼ちゃんとタコも入ってる
▼塩味
▼しょうゆ味
▼ポン酢味
▼これオススメ、『山くらげのマヨワサ(税込216円)』
▼『昔ながらの大阪とん平焼き(税込529円)』
▼いいルックスだ
▼平日19時半までは角ハイが190円
▼ちょい飲み天国やで!