そこそこ人生を生きていたら、もう少しで命を落としそうになった、‟間一髪” な瞬間を経験したという人は結構いるだろう。「もし、数秒遅かったら命を落としていたかもしれない……」と思うと、背筋が凍りついてしまいそうになるが、そんな瞬間を捉えた映像が話題となっているので紹介したい。
低空飛行する飛行機に、頭をフっ飛ばされそうになった旅行者が激写された動画「360°: Landing Plane Nearly Hits Tourist」を見ると、まさに ‟危機一髪!” な瞬間に、肩がすくむ思いになってしまうに違いない!
・飛行機にフッ飛ばされそうになった旅行者が激写される!
間一髪の瞬間が激写されたのは、カリブ海に浮かぶフランス領サン・バルテルミー島にあるグスタフ3世飛行場だ。ここは、ビーチや一般道路上をすれすれに飛びながら、飛行機が滑走路に侵入することで知られており、「世界で最も危険な飛行場」のひとつに数えられている。
そんな危険極まりない場所で、飛行機の写真撮影に入れ込んでいた旅行者セバスチャン・ポリタノさんが、もう少しで、飛行機にぶつかりそうになる瞬間が収められたのだ!
・頭上をスレスレに飛ぶ飛行機が超危険!!
セバスチャンさんが道路に立った状態で撮影に勤しんでいると、低空飛行で着陸状態に入った飛行機が、彼の頭スレっスレに飛んで行ったではないか!
瞬時に、彼はカメラを構えたままかがんだから良かったものの、そのまま撮影を続けていたら、飛行機の車輪が頭に当たってフッ飛ばされていた可能性大である。彼の身長は不明だが、成人男性がかがまなければならないほどの低空飛行で、飛行機が一般道路上を飛んでしまうなんて、「世界で最も危険な飛行場」と呼ばれてしまうのも無理はない。
・間一髪の瞬間にもろともしないカメラマン
飛行機を撮影するセバスチャンさんを動画に収めていた女性も、思わず「オーマイガッド!」と、叫び声を上げてしまうほどの危機一髪状態だったのである。もし、あのスピードで車輪が彼の頭を直撃していたら、おそらく命はなかっただろう。
にもかかわらず、何ごともなかったのように頭上を飛び去った飛行機の撮影を続けていた彼は、かなり肝が据わっているか筋金入りのカメラマンに違いない。
危険だと分かっている場所での撮影は、できるだけ安全を確保してから挑んでほしいものである。このような場所を訪れたとしても、読者の皆さんは絶対に真似をしないようにして頂きたいものだ。
参照元:YouTube、Mashable(英語)
執筆:Nekolas
▼低空飛行の飛行機に頭をフッ飛ばされそうになった旅行者が激写される!