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“96才” で捨てられたご長寿ニャンコ / 優しいカップルに引き取られ楽しい毎日を過ごす! その様子に人々もニッコリ

2016年4月6日

この度、1匹のネコが飼い主に捨てられた。しかも年齢は20才。人間でいうと96才という超ご長寿ニャンコだ。20年も一緒にいたのになぜ……と悲しく驚いてしまうが、その理由は分からない。

動物病院で保護されたネコだが、 “高齢の動物は次の家族が見つかりにくい” ともいわれている。一体どうなるか……と思いきや、なんとあるカップルに引き取られることに! 今では楽しい毎日を送っており、その様子は Facebook にアップされているのだとか。うう、良かったね!!

・20才で捨てられてしまったネコ、ティガー

現在、21才のティガー。20才のときに元の飼い主に捨てられ、動物病院に保護されていたという。飼いネコの平均寿命が15〜18才であることを考えると、ティガーがいかに高齢なのかがよく分かる。

そんなティガーの境遇を知り、家族に迎えることに決めたのがエイドリアン・ビュッシュさんと恋人マイケルさんだ。ビュッシュさんの家にやって来たばかりのティガーは、肝不全の影響で痩せて毛並みも悪かったそう。しかし治療と食事療法を行ったおかげで、容態は回復していった。

・ティガーとの “残りの日々” を楽しく過ごすために

だがその後、高齢のティガーの体からはゴルフボールほどの大きさの腫瘍が見つかってしまう。手を打とうにも、年齢を考えると手術はリスクが高すぎたそうだ。

そこでビュッシュさんたちは、ティガーの “残りの日々” を楽しいものにしようと決心する。ティガーと一緒に色々な体験をしては、Facebook に記録していくことにしたのだ!

・ビュッシュさん「高齢の動物と一緒に過ごすことは楽しい」

実際に Facebook を見てみると、素敵な写真がたくさんアップされている。お外が好きなティガーが浜辺でまどろんでいたり、誕生日やクリスマスをお祝いしたり、安らかに眠っていたり。

それらの写真からは、高齢のティガーに負担にならないように気を使いながらも、楽しませようという飼い主さんの思いがよ〜く伝わってくるぞ! そんなティガーの姿を見ては、多くの人がニッコリしているようだ。

確かに若い動物を引き取ったほうが、より長い時間を一緒に過ごせるかもしれない。けれども、高齢の動物を引き取り、残りの日々を一緒に過ごすことだって、とても楽しいとビュッシュさんは話している。ティガーの穏やかな表情を見ていると、そんな彼女の気持ちがよく分かるのだった。

参照元:abc newsVetinfoabout.com(英語)、Facebook[1][2]
執筆:小千谷サチ

▼ビュッシュさんたちの家にやって来て1年のお祝い!

▼もちろん食べるのは大好きです

▼飼い主さんたちとのお出かけも好きなんだって

▼みんなから愛されているティガー

▼隣にいるのは一緒に暮らしているニャンコだよ!!

▼眠っている写真も多いんだよね

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