「ウンチが大好き!」と声を大にして言える人は多くないと思うが、命あるものは必ず排泄し、ウンチは肥料や燃料にもなるし、我々の生活にとって切っても切れない存在である。
そんなウンチに、「敬意を示そう!」と思ったかどうかは謎だが、満を持して、イギリスの動物園にてウンチ博物館がオープンすることになった! アートなウンチだけでなく、3800万年も昔の歴史あるウンチの展示もあるらしいぞ!!
・イギリスでウンチ博物館がオープン!!
世界でも稀に見るウンチ博物館「The National Poo Museum:ナショナル・プー・ミュージアム」がオープンするのは、イギリス南部のワイト島にあるアイル・オブ・ワイト動物園だ。ちなみに ‟Poo” は英語でウンチを意味する単語で、クマのプーさんとは関係ない。
2016年3月25日にオープンする博物館の広報担当者は、「臭くて見た目も悪いし、時に危険でもある糞便ですが、つまるところ我々の体にも入ってる物質です。もしウンチがなければ、地球はそれほど豊かな惑星ではなかったでしょう」とコメントしている。
「人類にとって欠かせない糞便について、多くの人に学んでもらいたい!」との理由で、博物館をオープンするに至ったそうだ。
・アートなウンチの展示が楽しめるぞ!
そして、ウンチの展示を担当するのは、環境デザイン会社「Eccleston George:エックルストン・ジョージ」だ。同社に属するアーティストが、キツネやミーアキャット、ふくろうといった異なる動物の糞を球状ガラスなどに展示し、照明でウンチを照らし出すデザインなどを考案しているという。
また、天井から糞便をぶら下げるアート感漂う展示もあるとのことで、バラエティに富んだウンチの数々を満喫できるようだ。
・3800万年前のウンチも!
さらに、3800万年前の糞の標本も公開されるそうで、この博物館に足を運んだら、思いっ切り ‟ウン” が付いてきそうである。
筆者は、小学生の頃に下水処理場へ社会見学に行ったことがあるのだが、同じ感覚で、子供達にとっては良い勉強の場になるに違いない。ただ、博物館内にどんな香りが漂うのか、ちょっと気になるところだ。
参照元:Twitter、Mashable(英語)
執筆:Nekolas
▼こちらはウンチ博物館のポスター
Coming this Easter folks! #TheNationalPooMuseum #IsleofWight @IsleofWight_Zoo @CECHR_UoD @ImagineRefiner pic.twitter.com/edcoV78BJ0
— Eccleston George (@ecclestongeorge) March 14, 2016