春の行楽シーズン突入! これから各地で催しが増えると思う。本格的なシーズンの到来に先駆けて、東京・港区の東京タワーでは、「魚フェス in 東京タワー」が始まった。
なぜ東京タワーで魚? というツッコミはさておき、ここに行くなら絶対にトライして欲しいメニューがある。それは、静岡の魚河岸丸天の「海鮮かき揚げタワー丼」である。このかき揚げがデカい! デカすぎるッ!! 丼なのにご飯が完全におまけになってて笑った(笑)。
・2回目の魚イベント
この催しは、2015年4月に行われた「日本魚祭り」に続く2回目の魚イベントだ。全国各地のご当地魚料理を紹介すると共に、海外観光客に向けて、「日本の魚」をPRする狙いがある。
・特に特徴はないが……
券売機で食券を購入して、お店で商品と交換する。現金での決済はできないのだが、電子マネーでは可能。東京タワーを挟んで「西の海」と「東の海」に会場が分かれていて、それぞれ5店舗ずつお店が並んでいる。とはいっても、他の食フェスとそんなに違いないんだよな~。
・海鮮かき揚げタワー丼は食え!
強いて言えば、魚河岸丸天の海鮮かき揚げタワー丼は、東京タワーにこそふさわしいメニューかもしれない。巨大な海鮮かき揚げは圧巻の一言に尽きる。いわゆるデカ盛りなのに、価格は1400円(1枚700円の食券 × 2枚)と割安。これは食っておくべきだ。
・直立するかき揚げ
丸天は東京タワー正面入り口に設けられた、東の海会場に出店している。食券2枚を持って行き、注文すると盛り付けに3分くらいかかるとのこと。引き換え券をもらって待っていると……。キターッ! タワーな海鮮かき揚げ丼。デケェエエエ!! はみ出すってレベルじゃねえ! “かき揚げが乗る”というより、直立しとるやないかッ!
一瞬バームクーヘンのように見えなくもない。しかし良く見ると、やっぱりかき揚げだ。なぜこんなの作った……。
たしか丼を頼んだはずなんだが、ちゃんとご飯は入っているのか? 丼をのぞき込むと、ご飯が完全におまけ……。かき揚げに主役を奪われている。
・横倒しにして食べるというが……
お店の人によると、かき揚げを横倒しにして、食べるそうだ。その横倒しにすることすら一苦労。だって重くて持ち上げるのが大変!
落とさないように細心の注意を払いながら、ヨイショッ! とかき揚げを横倒し。倒してみたけど、やっぱりどう食ったものかわからん……。
端から砕きつつ食べるのが、正解のようだ。サックサクのかき揚げは、思ったほど油っこくなく、最後まで食感を楽しみながら食べることができた。ただ、ド級の大きさなので、かき揚げを食べ切ったときには、そこそこお腹が満たされてしまう。ご飯を食べる前に満腹になる可能性も否めない。友達とシェアして食べるのがスマートかも。他のお店のメニューも食べたいという人は、1人で完食を目指さない方が良いかもだ。
・イベント詳細
タイトル 魚フェス in 東京タワー
会場 東京タワー 1階特設会場(東京都港区芝公園4丁目2-8)
会期 2016年3月18日~4月3日(タワー正面の「東の海」は4月1日まで)
時間 月~木11:00〜20:00、金11:00〜22:00、土・祝前10:00〜22:00、日・祝10:00〜20:00
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼丸天の海鮮かき揚げタワー丼。大げさな広告写真じゃないの? と思ったら……
▼マジでした
▼横倒しにして食べる