日本のペットボトル茶は星の数ほどあるが、フレッシュな甘みのあるお茶と言えばやはり『キリン 生茶』であろう! そんな『キリン 生茶』が2016年3月22日にリニューアルされるらしい。何か見た目が全然違う~!
「パッケージ、リニューアル乙」くらいにしか思わなかったのだが、変わったのは外見だけではなかった。飲んでみると、中身も全然別の物になっていたのだ!
・新しい『生茶』が完全に別物
新しい『キリン 生茶』は、見た目がガラス瓶風味のペットボトルになっている。ロゴも変わったし、別の商品や高級バージョンと言われたら「そうなんだ~」と思うくらいの変わりぶりだ。しかし、これが今の『キリン 生茶』なのである。
・革命的にウマイ!
軽く振ってゴクリと飲んでみると……こ、これは! うめええええッ!! ベースは茶葉の甘味。そこに爽やかな苦味の効いた旨味が鼻に抜けていく。そしてその余韻が、しばらく続くのだ。コクがありながら、決して胃が痛くなる類の濃さではなく、あくまで爽やかである。
ペットボトル茶でこんな味を出せるとは感動だ。でも、私が知ってる生茶の味じゃねええええ! そう「新しい生茶は、今までの生茶と全く違う味」なのだ。
・生茶葉抽出物を使った “にごり系” のお茶
今までの生茶の味は、一言で言うなら「甘くてクリア」。色もクリアで黄色味がかっている。軽めの味わいで、ゴクゴクと一気飲みしちゃうようなお茶だ。それに対し、新しいものは緑のにごり系だ。
一口飲むと、頭が真っ白……じゃなくて真緑になりそう! 新緑の季節のような爽やかさだ。しかし、それでいて「甘くて渋味も効いている」、ズッシリとしたお茶の渋さが最大の変化である。もちろん一気飲みも心地いいが、これはジックリと茶葉の旨味を味わいたいところ。中身が完全に変わっていた。
まるで、ガラケーとスマホくらいの違いがある新旧生茶。はじめてスマホを触ったときのような感動が押し寄せたぞ。だが、表示を見てみると、新しい『キリン 生茶』も生茶の心 “生茶葉抽出物” を使っていることに変わりはないようだ。ただ、その製法が一新されたのだとか。
難しいことはよくわからんが、同じ茶葉でもこんなに変わるなんて、緑茶のポテンシャル、ハンパねえ! とにかく深みのある美味しいお茶になったってことは、よーくわかったぞ!
・キンキンに冷やして飲みたい
生茶は元々美味しかったけど、まさかこう進化するなんて思わなかった。好みは分かれるかもしれないが、「渋味こそ日本の緑茶だろう」と思っている私は新しい生茶の方が断然好き。春のポカポカした日にキンキンに冷えたところを飲んだら、きっと最高だ!
参考リンク:生茶
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
▼生茶が新しくなるぞー!
▼中身も全然違う!!
▼にごり系だ!
▼今までの生茶と並べると一目瞭然だ
▼どんな味なのかな……?
▼飲む前によーく振ってみる。ちなみに逆さに持って振るといいらしいぞ!
▼ゴクリ!!
▼甘さ、渋さのバランスがいい!! 香り高いのにサッパリしていて飲みやすいよ!
▼逆さにするとイイと聞いて、同僚がこんなことをやっていたが、たぶんこれは意味がない
▼ちなみに1本525mlで140円(希望小売価格・税別)、量がちょっとだけ増えててお得だぞ!