近年、日本中で数多く開催されている食フェス。「つけ麺博」や「にんにくフェス」「鍋フェス」に「フィッシャーマンフェス」など様々な食フェスが開催されているが、今回ご紹介するのはなんと『カレーパン博覧会』である!
カレーパンは確かにウマいけど、ちょっと狭すぎやしないか? ……とか言いつつ超気になるゥゥゥウウウ! というわけで、東京は二子玉川で開催されている『カレーパン博覧会2016』に足を運んでみたのでご報告したい。
・日本カレーパン協会のイベント
『カレーパン博覧会 2016』は2016年3月6日のみ、東京は二子玉川の「iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ」にて開催されている日本最大級のカレーパンの祭典である。会場には、日本カレーパン協会が厳選した極上のカレーパンが100種類以上集まるというから驚きだ。
しかも、カレーパン好きによる “トークショー” なども開催されるというから、カレーパン好きとしては見逃せない。なお、「日本カレーパン協会」についてのツッコミはご遠慮いただきたい。
・1000人近い行列
それはさておき、会場に到着するとすでに多くの行列が……その数オープンの11時にはなんと驚異の800人! その後も人は増え続け、おそらく1000人はゆうに超えていたであろう。これまで取材してきた食フェスの中でも、屈指の人気である。
カレーパンの購入は1人5個までと制限されており、価格は200円~400円だ。筆者も目移りしながら購入。注目は「いなば食品」がこの日のために開発したというタイカレーのカレーパン。人気の “タイカレーの缶詰” がベースになっているらしい。
さっそくすべてを試食してみると、揚げたてではないものの出来立てのカレーパンはどれもこれも文句なくウマい。また、実際に複数のカレーパンを食べ比べてみると、店により具にもパンにも個性があることがよくわかり、カレーパンの奥深さを実感した。
・イベント名に異議あり
ただ一点、『カレーパン博覧会 2016』に注文を付けるならば、なぜか今イベントには田園都市線・半蔵門線・池上線……などいわゆる東急沿線にあるカレーパンしかエントリーされていない。日本中とはいわないが、せめて都内の有名どころは入れてほしかった。もしイベント名が『カレーパン博覧会~東急沿線編~』なら文句はないが……。
とにもかくにも、多くの人を惹きつけることが判明したカレーパンフェス。次回の開催も大いに期待したいところだ。良イベントであることは間違いないから、機会があればぜひ足を運んでほしい。
参考リンク:カレーパン博覧会2016
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼いなばのレッドタイカレーパン。意外や意外、一番ウマかったかも。
▼天馬の辛口キーマカレーパン。
▼オンカのカレーパン。
▼「ベッカライ・ヒンメル」の野菜たっぷりチーズカレー。
▼「ブーランジェリーニコ」のカレーグラタン。
▼ステージまであった。
▼一部沿線のカレーパンしかエントリーされていないのは残念だった。今回のイベントは実質『カレーパン博覧会~東急沿線編~』であった。次回に期待。