2月28日、「東京マラソン2016」が開催された。一般応募の倍率は10倍以上が当たり前という、日本一の人気を誇るマラソン大会である。運よく参加できて、めでたく完走した! という人は、感無量の心持ちだったのではないだろうか。
さて、今年の「東京マラソン」には、各関門にあるタイマーとは別に、もうひとつの“タイマー“があったのをご存じだろうか? ランナーを全力でサポートすべく結成された『完走サポートランナー』が、実は大活躍していたのであるッ!
・セイコーの『完走サポートランナー』
『完走サポートランナー』は、「東京マラソン」のオフィシャルタイマーを務めるセイコーが、今年初めて取り組むプロジェクト。「東京マラソン」参加者に、一人でも多く完走してもらうために結成されたそうだ。
・『完走サポートランナー』の役割って?
完走を目指す際、重要になるのがペース配分などのタイムマネージメントである。『完走サポートランナー』の役割は、完走できるギリギリのタイムを “可視化” すること。
5人の『完走サポートランナー』が、各関門の制限時間をギリギリ通過できるペースで走り、制限時間である7時間以内に完走を目指すランナーの目印となるのだ! つまり、それって「人間タイマー」ってこと!?
・『完走サポートランナー』が大活躍!
この『完走サポートランナー』の活躍をまとめた動画がYouTubeにて公開されている。動画を見ると、確かに『完走サポートランナー』がランナーたちをしっかりサポートしている様子がうかがえる。そう、支え、励まし、応援しているうううう!
完走したランナーからは「無事にゴールできた!」や「励まされた!」などの声が! 応援してくれる人がいると頑張れるんだよね!
なお、注目の完走率は……近年稀に見る気温の高さだったにも関わらず、例年並みをキープできたという。その陰には、「完走サポートランナー」の活躍があったのであるッ!
ちゃんと完走できるのか、不安と期待がいっぱいのランナーたちを、自らが “見える関門” となって一緒に走る『完走サポートランナー』。なんて熱いんだッ! 寄り添って走ってくれるオフィシャルタイマーとか、セイコーさんのアイデア、かっこよすぎるんですけど!
参考リンク:セイコー 完走サポートランナー公式ページ