映画『ジュラシック・パーク』シリーズを見た人なら、もし、本物の恐竜が見られるアミューズメントパークが存在するなら、一度ぐらいは訪れてみたいと思ったのではないだろうか。もちろん、100パーセント安全が約束されていたらの話だが……。
そんな、絶滅してしまったはずの恐竜が島に姿を現し、遭遇した人がかなりビビってしまったというのだ!! 体長6メートルもあるという恐竜が、なぜ街中の道をブロックしていたのだろうか!?
・突如として島にトリケラトプスが出現!
体長6メートルのトリケラトプスが突然姿を現したのは、英ロンドンからフェリーで3時間程で行けるワイト島だ。ちなみに、トリケラトプスは頭に3本の角を持つ大型の植物食恐竜で、ティラノサウルスと並ぶ人気を誇るだけに、名前を知らなくても画像を見たことがある人は多いだろう。
実際の体長が9メートルだというから、ワイト島に出現したトリケラトプスは、かなり見た目が実物に近いと言える。
・レプリカのニックネームは「ゴシラ」
なんでも、島の住民であるクリス・ホリングシェッドさんが夜中の3時に車を走らせていると、突然、道の真ん中に巨大なトリケラトプスが現れ、かなりビビってしまったという。
当然ながら、トリケラトプスは本物ではなくレプリカなのだが、島の ‟Godshill:ゴシル” という地域で宝石店を営む、マーティン・シンプソンさんが所有している物だとのこと。そこで、地名とゴジラを掛け合わせて、トリケラトプスは、「Godshilla:ゴシラ」とのニックネームで親しまれているのである。
・運び出すには成人男性5人は必要!?
ゴシラが、地元のパブ近くの道に放置されていたことから、‟酔っぱらったグループが、酒の勢いでレプリカを運び出したとのでは!?” と考えられているようだ。
かなりの大きさがあるため、マーティンさんは、「運び出すには、少なくとも成人男性5人が必要だったろう」とコメントしている。幸い、道中に置かれていたトリケラトプスに追突して、事故を起こす車などはなかったそうだ。
それにしても真夜中の島で、こんな巨大トリケラトプスのレプリカに遭遇したら、ジュラシック・パークに迷い込んだような気になってしまいそうである。