「バーミヤン」といえば、本格的な中華料理を手軽に楽しめる中華レストランチェーンだ。以前ロケットニュース24では、ファミレス界トップクラスのコスパを誇るとして、「バーミヤンで1000円で満腹かつベロベロになる方法」をお伝えした。そう、庶民の強い味方なのだ。
そんなバーミヤンに関する、ある驚きの噂を耳にしたのでご紹介しよう。なんでも、バーミヤンで紹興酒のボトルを頼むと、高そうな壺が出てくるというのだ。しかもその壺、持って帰ってもいいらしい。さらに、なんと税抜999円とのこと。いやいやそれは嘘でしょー! え……マジで? ちょ、ちょっくら行って確認してくるわ!!
・たかそうなツボが あらわれた!
中国の代表的な黄酒(ホアンチュウ)である紹興酒。たしかに壺に入っているものもあるようだが、ここはバーミヤン。ファミレスだ。そんな高級感とはあまり縁がない場所なのでは? ドラクエで例えるならメダパニを食らったがごとく混乱しながら、噂の紹興酒をボトルで注文した。
ドン! おい、ホントに壺来ちゃったよ!! そこまで大きいわけではないが、陶器の壺がテーブルに運ばれてきたぞ。一気にファミレスから高級中華料理店にランクアップしたかのような存在感である。これでお値段が税抜999円というのだから、ちょっと意味がわからない。
・グイグイ飲もう
グラスに注いでいただきます。器が良いと、なんだか余計に美味しく感じてしまうのだから、人間て単純よねぇ。バーミヤンの紹興酒はあまりクセが強くなく、ゴクゴク飲めてしまう味だ。
ウマい酒にはウマい飯が必要不可欠。よーしパパ中華頼んじゃうぞー。紹興酒にはやはり濃い味の料理が合う。ガンガン食べて、ガンガン飲もうぜ!
・バーミヤンの本気
ふと思ったのだが、これ飲みきれなかったらどうなるんだろう? この疑問に、バーミヤンは驚きの回答を用意していた。なんと、この壺ごと持ち帰っていいとのこと。は? この壺もいいの? マジかよ、なんだそのシステム! 紹興酒をたらふく飲んで、さらに壺も付いて999円。バーミヤンさん本気出しすぎやろ!
1つ注意だ。この壺を持ち帰りたい人は、行く前に壺を入れる袋を用意しておこう。割れ物なので気を付けてくれよな。
・用途は様々
さて、壺を胸に抱えて帰宅したはいいが、一体これ何に使おう。とりあえず、玄関に置いてみた。
おお、これは……。なんか玄関が立派になったではないか。家賃が2万円くらい上がった気がする。他にも、デキャンタにしたり花瓶としても使えそうだ。お得っぷりが止まらないこの紹興酒。バーミヤンに行ったら絶対注文した方がいいぞ!
参考リンク:バーミヤン
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼陳年紹興酒ボトル(税抜999円)
▼大きくはないが立派な品だ
▼器が良いと、なんだか余計に美味しく感じてしまう
▼2種ソースで仕上げた油淋鶏(税抜599円)
▼紹興酒にはやはり濃い味の料理が合う
▼特製コク旨マーボー豆腐(税抜429円)
▼ガンガン食べて、ガンガン飲もうぜ!
▼小籠包 4個(税抜349円)
▼壺は持ち帰れるだと!?
▼家賃が2万円くらい上がった気がする