先日発売された “日本酒風味” のキットカット、『キットカット 日本酒』がウマすぎるということは、前回の記事でお伝えした通りである。マジで日本酒を食べているようであった。もはや日本酒そのものと言ってもいいのではないか。
ここで、『キットカット 日本酒』 イコール 日本酒が成立する。とするなら、日本酒に合うツマミは『キットカット 日本酒』にも合う、と強引に結論付けることができるはずである。日向くんのドリブル並みに強引ではあるが、どのツマミが一番『キットカット 日本酒』に合うか勝手に調べてみたぞ。ツマミ最強決定戦、開幕だ!
・『キットカット 日本酒』はガチ
突如開催された『キットカット 日本酒』に合うツマミ最強決定戦。何をわけのわからないこと言っているのかとお思いか。否。私(あひるねこ)はマジである。そのくらい、この『キットカット 日本酒』は日本酒なのだ。お猪口(ちょこ)に注ごうものなら、どこからどう見ても日本酒である。
・日本酒と合う鉄壁のツマミ6品
日本酒に合うツマミとして、定番と言えるだろうラインナップを揃えてみた。いかの塩辛、たこわさ、枝豆、辛子明太子、あたりめ、笹かまの6品。これだけあれば2晩は飲んでいられる、というくらい鉄壁の布陣だ。
それぞれのツマミを食べ、『キットカット 日本酒』もクイッといく。チョコレートとはいえ、日本酒なら合わないわけはない。一体どのツマミが最高のマリアージュを魅せてくれるのか? それでは、乾杯!
・予想外の展開
まずは大正義、枝豆の登場。クセのない味なので、まずはこれで舌をならしてみる。枝豆を口に放り込み、程なくしてキットカットもクイッ。
う~~~ん。いや、全然まずくはない。のだが、普通。これでは枝豆を食べた後にチョコを食べただけだ。もっとなにか……なにか違う景色が見たいのだよ!
それは笹かまにおいても同様であった。どうやら、淡泊な味ではイマイチ効果がないようだ。そこに風穴を開けたのが、いかの塩辛である。
塩辛とチョコ。考え得る限りもっとも最悪な組み合わせだ。しかし塩辛の後にキットカットを口に入れると、日本酒の香りをそれまでよりも色濃く感じたのである。あれ……? イケるやん……。いかの生臭さすら消してくれるようだ。同じ いかでも、あたりめより塩辛の方がよりマッチするように思う。
・奇跡
さらに、たこわさと辛子明太子はそれ以上のマッチ具合である。やはり辛いものは日本酒と合うな。特に、たこわさに至っては奇跡のマリアージュと言っていい。そのまま食べるより、たこわさと食べた方がむしろウマいぞ、マジで。辛さはマイルドになり、日本酒の香りが豊かに広がるのだ。
・騙されたと思ってやってみて!
順位を付けるなら、①たこわさ、②辛子明太子、③いかの塩辛、④あたりめ、⑤枝豆、⑥笹かま、という感じだろうか。特に上位2品はかなりイケる。キットカットと一緒にやればヘブンに行けること確実だ。日本酒初心者は、まずは『キットカット 日本酒』から始めてみるといいかもしれないぞ!
参考リンク:ネスレ『キットカット 日本酒』 (PDF)
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼『キットカット 日本酒』に合うツマミ最強決定戦
▼どこからどう見ても日本酒である
▼枝豆
▼いかの塩辛
▼たこわさ
▼左からあたりめ、辛子明太子、笹かま
▼たこわさは奇跡のマリアージュだった
▼やはり辛いものと日本酒は合う