男性だったら、誰しも1度は「女の戦いって怖えええぇぇぇ」と思ったことがあるに違いない。いや、男性に限らず女性だってそう感じた経験がある人は多いはず。今回紹介するのは、そんな “女の戦いの凄まじさ” を象徴するような動画である。
内容をざっくり言うと、怒り狂ったベッキーが、相手を襲撃してボコボコにするというもの。……そう聞くだけで、「え、ベッキーってそんなことする人だったの!?」と驚く人もいるだろうが、証拠映像がカメラにバッチリと残っていたようだ。ただし、あまりにも過激な内容だから、閲覧には十分に注意してくれ!
・ベッキー襲撃事件
何が起こったのかを簡単に説明しよう。惨劇の舞台は、アメリカのプロレス団体WWEのリング上。今年2016年1月11日に放送されたブリー・ベラ vs シャーロット(アシュリー・フレアー)の一戦でのことであった。
ピンクのコスチュームに身を包んだシャーロットがリングインしたまさにその時……! 試合とは直接関係のないベッキー・リンチ(レベッカ・ノックス)が現れて、そのままシャーロットに襲いかかったのである。
不意を突かれたシャーロットは、されるがまま。かたやベッキーは、馬乗りになって相手を殴る、蹴る、投げるとやりたい放題。シャーロットを一方的にボコボコにしてしまったのだ。
・プロレス業界一卑劣な男が登場
この事態に怒りを露(あらわ)にしたのが、シャーロットの父親であり、アメリカンプロレスのカリスマであるリック・フレアー。業界一卑劣な男(Dirtiest Player in the Game)との異名も持つ、あの狂乱の貴公子、リック・フレアーだ。
ベッキーが暴れ回った後にリングへ上がったフレアーは、なんと試合自体を中止にしてしまったのである! つまり、ベッキーが割り込んだことで、折角の試合がオジャンに……。
・ベッキーの行動について
シャーロットと対戦する予定だったブリー・ベラ陣営の関係者や試合を楽しみにしていたファンにとっては、「何てことをしてくれたんだ、ベッキー!」といった気持ちだろう。中には「こんな行為をするなんて、ゲスの極みだ」と憤っている人だっているかもしれない。
だが一方で、「きっと当事者にしか分からない複雑な事情があったんだろうから、ベッキーを責める気にはなれない」というファンだっているのではないだろうか。
ただどちらにせよ、「試合の正式な対戦相手ではない人物が強引に割り込んで戦おうとすると、少なくとも面倒な事態にはなる」とは言えるかもしれない。それは、プロの試合に限らず、素人同士で行う “プロレスごっこ” でも然りだ。
参照元:YouTube
執筆:和才雄一郎
イラスト:RocketNews24.
▼ベッキー、こえええええええ!