サッカーの試合において切なくなるシーンに自殺点がある。通称・オウンゴール。気持ちとは裏腹に自陣ゴールへボールが入り、失点してしまうことだ。故意にする選手はいないため、生まれてしまったら事故である。
時として奇跡のようなものが生まれてしまうのも自殺点だが、海外の試合でかつてないほど泣けてくる失点が決まってしまったのでお伝えしたい。なんとクリアボールが風に押し戻されて、そのまま自陣ゴールへ吸い込まれたというのだ。
・イングランドでの出来事
その自殺点が生まれたのは、イングランドのサロックで行われた試合でのこと。その様子を動画「The Craziest Wind assisted Goal Ever」で確認してみると……なるほど、これは泣けてくる。
・一連の流れ
白チームがクリアしようとボールを高く蹴ったところ、ギュインと風に押し戻され逆噴射! あれよあれよと自陣前に運ばれる。そして次の瞬間、大きく跳ねたボールはゴールキーパーの手をかすめ、そのまま自殺点と相成った。
・事故で生まれた自殺点
わずか12秒の出来事だが、何度見ても切なくなる。しかし、カメラも前方に蹴り出されたと思って騙されているくらいなので、よほど強い風が吹いていたのだろう。誰も悪くはないため、これは事故。かける言葉はドンマイだ。