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【グルメ】好きな具材を選んで自分流『麻辣湯』を作ることができる「串串香 麻辣湯」が斬新! これは味を究めたくなる!!

2015年11月8日

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どうも、佐藤です。私は街を歩くのが大好きだ。思わぬ発見ができるんじゃないかと考えて、ウロウロ歩き回るのが好きで仕方がない。まあ、いつも発見があるとは限らない訳だけど、だから面白くもある。

そんな私が最近知ったお店について紹介したい。そのお店、外観から飲食店であることはわかる。中華料理の麻辣湯(マーラータン)が食べられるお店であることもわかるんだけど、仕組みがイマイチわからない。考えてもわからないので入ってみたら、なかなか斬新なシステムのお店であると判明!

・店内全員中国人?

お店の名前は「串串香 麻辣湯」。読み方さえもわからないのだが、2014年11月頃にできたらしい。JR池袋駅の北口の一角、近隣には中華料理店が多く、中華食材の専門店もある。店内には、どうやら中国人客がいるらしい。扉を開けて入ってみたら、日本語が一言も聞こえてこない。スタッフも全員中国人のようだ。

・立ち尽くす……

入ったはいいけど、誰も何も言ってくれない。「いらっしゃいませ」はもちろん、「こちらへどうぞ」とか「おひとり様ですか?」とか一切ない。仕方がないので、しばらく立ち尽くしてみる……。やはり変化はない。誰も私のことを気にしていないようだ、寂しい……。

・そして、座り尽くす……

ジッとしててもどうしようもないので、スタッフらしき女性に声をかけてみる。「ひとりですけど」というと、「そちらにどうぞ」と日本語で応えてくれた。何だよ、しゃべれるんじゃない。早く言ってよ。席に着くと、再び何も起きない……。注文取ってくれないのかよ……。

・言ってくれよ……

しばらくジッとしてたけど、やっぱり何も起きない。どうもここはそういう店らしい。自発的に行動しなければ、放っておかれるシステムのようなので、「注文はどうしたらいいですか?」と今後は男性スタッフに聞いてみた。すると、今度はちょっとだけ慌てた様子で、「あちらから具材を選んで、コレ(トレー)に入れて持ってきてください」、やっぱり日本語しゃべれるじゃないか、言ってくんないとわかんないよ。

・トッピングを選んで、調理してもらう

男性スタッフの説明でようやく理解した。具材3品と麺の種類を1つ選び、麻辣湯を作ってもらうという仕組みだ。3品までは580円。1品増えることに100円プラスされるのである。

具材は野菜や肉、魚介などざっと見て30種程度ある。これから好きなものを選んで、自分好みの麻辣湯を作ることができる。何コレ、ちょっと画期的じゃない? 中国では珍しくないのかな。とにかく具材を7種選んだ。

・麺4種、辛さ5段階から選ぶ

私が選んだのは、豚肉・羊肉・腸詰・キャベツ・昆布だ。それを持ってカウンターに行くと、今後は麺(春雨)を4種から選ぶ。それから辛さも5段階から選べるとのこと。何がいいのかわからないので、テキトーに頼んでみた。辛さはピリ辛程度の2辛。正解があるなら知りたいところだが、とにかく食ってみるしかないだろう。

・ウマいじゃないか!!

しばらく待っていると、完成した “俺の麻辣湯” が運ばれてきた。どんな代物になるのか、心配したのだがかなりウマそう。早速スープをすすってみると……ウマい! 出汁がしっかりとしていて、辛味が生きてる! しまった、こんなことならもっと辛くすれば良かった。辛いモノはそこまで得意ではないのだが、もっと辛くていいと自然に思えた。これ、絶対辛い方がウマいのだもの。

・自分流の味を開発すべし!

春雨はもっちりとしていて、食感が心地いい。侮った……、正直そこまで期待していなかったのだが、テキトーに選んでもかなりウマい。これならしっかり具材を吟味すれば良かったよ。何で昆布なんか選んじゃったんだ……。特に羊肉と出汁の相性が抜群じゃないか。

それにしても、素晴らしいシステムだ。こういうお店がもっと増えればいいと、真剣に思う。若干入りにくいお店ではあるが、かなりオススメである。

・今回訪問した店舗の情報

店名 串串香 麻辣湯
住所 東京都豊島区西池袋1-33-6 1F
営業時間 11:00~翌4:00
定休日 なし

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24.

▼具材を選んで、カウンターで調理してもらう麻辣湯。具材は肉や野菜など種類豊富

▼串まである

▼豚肉・羊肉・腸詰・キャベツ・昆布の5種を選んでカウンターへ

▼そしてできたのがコレ。思った以上にウマそう!

▼実際に食べると……、ウマい! 出汁がしっかりしてて、辛味が生きてる!!

▼辛いのが苦手な人でも、3辛くらいまではいけるかも。2辛ではちょっと物足りなかった

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