【台風15号】石垣島で観測史上最高の瞬間最大風速71メートルを記録 / 4tトラックが横倒しになる被害など発生

現在猛烈な勢いを維持したまま、久米島北北西約60キロ付近を北上している台風15号。この台風の影響で、沖縄県石垣島では、観測史上最高となる瞬間最大風速71メートルを記録したそうだ。

石垣島の住人に話を聞くと、4トントラックが横倒しになりマンションの窓ガラスが割れる被害に遭ったという。この人物によると、今までに味わったことのない恐ろしさを味わったそうだ。台風は依然強い勢力を維持しているので、今後の情報に十分注意して頂きたい。

・4トントラック横倒し

台風が石垣島付近を通過したのは、2015年8月24日未明のこと。前日の21時に最大瞬間風速71メートルを記録し、そのままの勢いで石垣島を通過したのだ。石垣島在住の人気Vineユーザー、根間タダシさんによると、この台風の影響で彼の父親が所有する4トントラックが横倒しになってしまった。

・畳が浮く？

それだけでなく、彼の会社の事務所（5階）の窓ガラスが割れてしまった。彼がTwitterに投稿した画像を見ると、台風の影響の凄まじさをうかがうことができる。これらにも増して彼が戦慄したというのが、「畳が浮く」現象だ。

・根間タダシさん談

「マンションの3階ですが、ガラスが割れそうで驚いた以上に、畳が浮いたりして、これが一番驚きました！　全部の窓閉めてるのですが、家の襖もずっとガタガタ動いてて、停電してたのでロウソクでしのぎましたが、火がずっと揺れてました」

ちなみに横倒しになってしまったトラックには、新品の音響機器デジタルミキサーが積載されていたそうだ。トラックだけでなく、この機器も壊れてしまったのだろうか。とにかく、台風はこれから日本列島を縦断することになるので、十分に注意しよう。

取材協力：Twitter @nemaoffice
参照元：朝日新聞、気象庁
執筆：佐藤英典