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台湾のお店が日本上陸したり、日本のお店が台湾メニューを始めたりと、最近、台湾グルメが食べられるお店が増えてワクワクしている今日この頃。

そんななか、なぜか『富士そば』で台湾屋台メシ「ルーローハン」の販売がスタートしていたことが判明! ルーローハンとはご飯に煮込んだ豚肉がのっている丼風ご飯だ。そりゃ、蕎麦屋には丼はあるけど、なぜ富士そばでルーローハン? これは気になって仕方がない!! さっそく富士そばに行って食べてみた。

・富士そばのルーローハン

ルーローハンとは、白ごはんの上に、甘辛く煮こまれた豚肉がのった料理だ。肉はそぼろ状になっていることが多く、よく「台湾肉そぼろ丼」と表現される。醤油と砂糖の甘辛さ、そして鼻孔をくすぐる八角や五香粉(ウーシャンフェン)の香りでご飯が超絶ススムくん!! 絶対に外せない台湾グルメのひとつだ。

そんなルーローハンが、富士そばにキターッ。何でも2015年9月に富士そばは台湾進出1周年を迎えるそう。Facebookによると、1周年ということで台湾のメニューを取り入れることになったのだそうだ。なるほど、そういうことだったのか! そういう背景なら、きっと味もしっかりしたものであるはず。これは期待である。

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・あ、こういうのある! 脂身が少なめのルーローハン

早速、販売店舗のひとつである渋谷東口店に行ってみた! 富士そばのルーローハンは、そばorうどんとのセットで520円で販売されている。今回は、冷たいもりそばをセレクト。すると、そばと一緒に、お茶碗一杯のルーローハンが登場した。

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お茶碗に顔を近づけると、そこは完全に台湾の香りだ! パクっと食べてみると、あ、こういうのある!! 強くはないが、ほんのり香る八角の香り、そしてキュッキュッと歯ごたえがの良い肉が心地いい。

ガイドブックで紹介されているような有名店の味ではないが、こういう味のルーローハンは、台湾のそこらへんの屋台でありそう。そもそも、B級グルメなルーローハンの味はお店によって違うものだ。富士そばのものは、「香辛料控えめ、味付けしっかり、脂身控えめ」なルーローハンであった。

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・意外と蕎麦と合う! 販売店舗の拡大を熱望だ!!

そして、意外だったのは蕎麦との相性だ。ルーローハンのあの八角の香りが蕎麦と合うのか心配だったが、これが案外いい感じ! 蕎麦の淡泊でいながらキリっとした食感と味が、爽やかさをもたらしてくれる。

そういえば、富士そばが台湾に進出した際に、誰かが「日本人の蕎麦は、台湾人にとってのルーローハンみたいなもの」とか言っていたなぁ……。それが関係あるのかどうかはわからないが、ルーローハンと蕎麦の相性は悪くなかった。

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なお、販売店舗は、まずは渋谷東口店、代官山店、大井町駅前店、歌舞伎座前店の4店舗だそうだ。販売店舗拡大の可能性もあるようだが……んん~っ、店舗限定なんて言わず、全店舗での販売を熱望したい!

参考リンク:富士そば
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.

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▼蕎麦×ルーローハン、相性もいい
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▼ちなみに、台湾で食べたルーローハンはこんな感じだったよ!
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