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毎年のことだが、梅雨の時季は部屋の中がジメジメ~としてうっとうしい。湿気がこもって、蒸し暑くて、なんだかカビがはえたり悪臭が漂ってきたりしそうである。いや、見ないようにしているだけで、すでにカビがはえている可能性も……い、いやだぁ~!

だからといって、特に何かジメジメ対策をする気もない記者(私)だが、ある動画をみて呼吸する壁というものにかなり心をひかれた。それは、LIXILの建材『エコカラット』の動画。いったい何がスゴいのか、詳しく説明したいと思う。

・LIXIL『エコカラット』って何?

LIXIL『エコカラット』は、生活空間の空気環境を快適に整えてくれるインテリア壁材。日本の伝統的な「土壁」を進化させた内装建材で、多孔質セラミックスでできている。珪藻土の5~6倍、調湿壁紙の25倍以上(当社実験比)という吸放湿量を誇り、臭いや有害物質の脱臭・低減効果も備えているとか。

・性能を説明すると……

衝撃を受けた動画は、“呼吸する壁”エコカラットの性能がぞんぶんに紹介されている。湿気の多い国日本では湿度をコントロールするにはエアコンをつけなければいけないのが常識であったが、エコカラットを使えば電気代は不要。ゼロエネルギーで部屋を常時快適な湿度に保ってくれるのである。

▼エコカラットの紹介動画はこちら

・『エコカラット』の実験動画が興味深い!

だが、これだけではどれだけスゴいのかイマイチ分からない。そこでYouTubeで視聴可能な『エコカラット』の調湿実験動画をあわせて見ると非常に分かりやすい。ガラスケースに「通常の壁紙」と「エコカラット」をそれぞれ入れて、お湯を注いだビーカーを設置。その後、フタを閉めてそれぞれのガラスケース内の湿度を計測するのだ。

・『エコカラット』の湿気を吸うパワーすげえええ!

お湯の蒸気でぐんぐん湿度があがっていく。30分後、「通常の壁紙」の方は湿度85%、『エコカラット』の方は湿度75%になった。まあ、これでも「通常の壁紙」より『エコカラット』の方が吸湿性高し! なワケであるが、本当にすごいのはここからである。

・ガラスケース内の湿気をぐんぐん吸い取る!

ガラスケース内からお湯の入ったビーカーを取り出し、再び密閉すると……『エコカラット』の方、すげえええええ! ぐんぐん吸い取ってる、湿気! その差は歴然で、25分後には「通常の壁紙」の方は湿度87%、『エコカラット』の方は湿度65%に!

ちなみに、リビングや寝室向きの「エコカラット」と洗面所やトイレ向きの「エコカラットプラス」があるが、どちらも調湿力は同じらしい。う~ん、もしかして『エコカラット』があれば、ジメジメ地獄から抜け出せるかも……壁が空気をキレイにしてくれるならいいなぁ~。

参照元:エコカラット

▼実験動画をあわせて見ると分かりやすいぞ