卵は、焼いても、煮ても、そして生で食べても美味しい! 私たちにとって最も身近なタンパク源なのではないだろうか? 今回はそんな卵の鮮度を確認するライフハックを紹介したい。
よく「鮮度の高い卵は、割ると黄身と白身がプリっと盛り上がる」と言われるが、深い容器と水さえあれば、割らなくても卵の鮮度を知ることができるという。詳細は以下の通りだ!
・殻を割らずに “卵の鮮度” を知る方法
まず深めの容器と水を用意しよう。そこに生卵を殻ごとポチャンと入れる。その浮き具合を見れば鮮度がイッパツでわかるというのだ。
新しい卵は、水の中で「ゴロン」と横向きに沈むそう。古くなるにつれて、卵のお尻がチラっと浮き、完全に縦向きに。そして「もう食べない方がいいよ」ってくらい古い卵は、水に浮いてしまうそうだ。
・実際にやってみた
なるほど、なるほど! 何でも卵は元々、中に空気を含んでいるのだが、古くなればなるほど、その空気の部分が大きくなり、水に浮くようになるのだという。
ちょうど手元に賞味期限が5日切れた卵があったので、実際に新鮮な卵と浮き具合を比べてみたぞ。詳しくは動画と画像で確認していただきたいが、確かに、新しい卵がゴロンと沈んでいたのに対し、賞味期限が切れた卵はチョコっとお尻が浮いていた。
ちなみに、食塩水を使うとよりわかりやすいというので、10%の食塩水を作って試してみたところ……その差は歴然! 新しい卵は沈み、古いほうはかなり浮いていた。
・アメリカ農務省も認める方法
アメリカ農務省によると、水に浮いた卵は古い卵だと意味するそうだ。ただ、「浮いた=食べられない」というわけではなく、割ってみて、ニオイや色を確認して判断してほしいとのこと。
最終的には、中身を見て確認した方が良さそうだが、鮮度の目安になるライフハックなのではないだろうか。パックや賞味期限が書かれた紙を捨ててしまったとき、役に立ちそうだぞ!!
参照元:Reddit、Cooking Light、アメリカ農務省(英語)
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]
▼こちらがネットで話題の「殻を割らずに “卵の鮮度” を知る方法」だ。古いものほど浮いちゃうらしい
▼実際にやってみた! まずは賞味期限が5日ばかり切れた卵
▼こちらは新しく買った卵。賞味期限はまだ2週間ほどある
▼水に入れてみた!
▼右の古い卵の方はお尻がチョコっと浮いて、やや縦向きに!
▼マジだったわ~
▼食塩水でやるとよりわかりやすいぞ
▼浮いてる……
▼真に古い卵だと、完璧に浮いちゃうぞ!