ロケットニュース24の朝を支える漫画家といえば、大好評連載漫画『どうでもいいこと山の如し』でおなじみの桃吐マキル先生であるが、おそらく皆さんはマキル先生の多芸っぷりをご存じないかと思われる。彼女の素顔も知らない人も多いだろう。
ということで今回お伝えしたいのは、つい先日の2015年6月28日、ライブハウス「新宿JAM」にて催されたイベント『魔ゼルな規犬企画』に出演した桃吐マキルの姿である。実は彼女は古くから、歌って踊れるアーティストとしても活躍しているのだ!
・大物作家もマキルファン!
2015年6月28日(日曜日)。翌日は仕事が待っている日曜日の夜だというのに、会場である新宿JAMの薄暗い会場内は、異様な妖しさと熱気に包まれていた。
そんな暗闇のなか、桃吐マキルの登場を今か今かと心待ちにしていたのが、あの『盲導犬クイールの一生』の著者でもある作家の石黒謙吾(いしぐろけんご)先生だ。氏は桃吐マキルのことを「天才」と絶賛しており、過去には『チャート式 試験に出ない ニッポンのしくみ(図解でユカイ)』などでも一緒に仕事をした戦友でもある。
とりあえず石黒氏とマキル氏、そして私(GO羽鳥)と3ショットを撮影してから、控室に戻るマキル氏。特にこれといって緊張している様子はない。マキル氏と一緒に演奏するエレクトロ系の音楽作家「FQTQ(エフキューティーキュー)」氏もまた、とてもリラックスした表情をしているので、とりあえず記念に2ショットしておいた。
・堂々のパフォーマンス!
そしていよいよ登場となるわけだが、その時の様子は、本番前の控室から密着レポした動画『【無修正ノーカット】桃吐マキル+FQTQ 2015年6月28日 魔ゼルな規犬企画 @新宿JAM』を参照してほしい。これが歌う桃吐マキルだ!
ちなみに歌った曲は計3曲。桃吐マキルの代表曲『めんどくさい』で火蓋を切り、『ジキジキブンブンでくれっしぇんど』で会場のボルテージは最高潮、そして最後はシットリと、こぶしの効いた『マキルの浜っ娘ソーラン』でシメるというマキル節3連コンボ。歌唱力は無論のこと、バトンを使った見事なパフォーマンスも完璧であった。
そして演舞終了後には、知り合いや関係者の方々に挨拶をして回る、礼儀正しいマキル氏。知らない人から声をかけられても気さくに応じるその姿は、まさしく “みんなのアイドル” といった風格に満ち溢れていた。すごいなマキル、威風堂々だ!
・マキルの版画
ちなみにマキル氏の実力が垣間見えるのは、マンガやイラスト、歌や踊りやポエムだけではない。私が特にスゲーなぁと思うのは、彼女が作り出す「版画」の世界だ。
どんなデザインなのかは彼女の公式サイトを参照してほしいのだが、つい先日、そんなマキル版画が印刷されたiPhoneケースが『トレスト』より発売開始となったので、興味のある人は是非ともチェックしていただきたい。この漫画家さん、実はこんな絵も描けたのか……とビビること請け合い! これからも、マキルの漫画を要チェックだ!!
参考リンク:桃吐マキル公式HP、FQTQ、トレスト、魔ゼルな規犬企画
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
▼こちらが20分無修正ノーカットのライブレポだ!
▼会場となった新宿JAM
▼ちなみにこの日の出演者には、あの『アイドルマスター』や『リッジレーサー』の曲を手がけた佐々木宏人氏も名を連ねていたのだ!
▼演奏前、精神統一をするFQTQさんにオーディエンスもシンクロ
▼そしてマキル登場!
▼すごいものが飛び交っている
▼堂々と歌って踊る桃吐マキル+FQTQ
▼かっけええええええ!
▼やりきった!
▼ライブ後の一枚。清々しい顔をしている
▼出演を控えた夜飼乞食さんとパチリ
▼帽子の彼は鬼多戦族のメインMC「あみーびっく」くん
▼こちらは「よす(わたしのココ P)」さん
▼ジョニー・デップみたいな「シャドゥー」さんと
▼いろいろとド迫力な「廃寺ゆう子」さん
▼みんなのアイドル! ちなみにこちらは「裸生者(らしょうもん)」のドラム・林さん
▼iPhoneケースはこからチェック
https://twitter.com/MakiruBill/status/613696668051963910
▼お疲れさまでした!